男子テニスツアーのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、芝)は18日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
錦織圭(日本)が地元の声援を受ける主催者推薦の
D・ブラウン(ドイツ)を7-5, 6-1のストレートで下し、順当に準々決勝進出を決めた。
両者譲らない展開だった第1セット、ブラウンのダブルフォルトで流れが変わり、その隙を見逃さなかった錦織は一気に攻め立ててこのセットを先取。
第2セットは、完全にペースを掴んだ錦織が3度のブレークに成功し、1時間8分で勝利をものにした。
試合後、錦織は「ここまでの2試合は、更に自信を高める事ができるものです。もっと試合が出来たらと願っています。」と、これまでの勝ち上がりに好感触を持ち、6月29日から始まるウィンブルドンへ向けて順調な仕上がりを感じていた。
錦織は19日に行われる準々決勝で
J・ヤノヴィッツ(ポーランド)と対戦する。
世界ランク51位のヤノヴィッツは同日に行われた2回戦で、予選を勝ち上がった昨年準優勝の
A・ファリャ(コロンビア)を6-2, 5-7, 6-2のフルセットで退けていた。
>>ゲリー・ウェバー・オープン対戦表<<
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