テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は30日、女子シングルス3回戦が行われ、過去2度の優勝を誇る第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)が第27シードの
V・アザレンカ(ベラルーシ)を3-6, 6-4, 6-2の逆転で下し、2年ぶりのベスト16進出を決めた。
両者は今回が通算19度目の対戦で、セリーナはアザレンカとの戦績を16勝3敗とした。
2002・2013年の全仏女王セリーナは、この日アザレンカの攻撃的なストロークに苦戦し、第2セットもリードされる状況から、見事な逆転勝利をおさめた。
4回戦でセリーナは、ノーシードの
S・スティーブンス(アメリカ)と対戦する。
33歳のセリーナは、これまでキャリア通算66度のツアー優勝、近年は女王の座に君臨している。
一方、敗れた現在世界ランク27位のアザレンカは、元世界ランク1位の実力者。グランドスラムでは2012・2013年の全豪オープンで2連覇している。これまで全豪オープンを含むとツアー通算17勝している。
>>全仏オープン女子ドロー表<<
■関連ニュース■
・セリーナ 空振りで会場も爆笑・セリーナ 勝因は1杯のコーヒー・セリーナ「マレーの姿勢が好き」
■最新ニュース■
・錦織 ガバ戦は第2試合・ガバ、錦織は「長く続かない」・ツォンガ 4回戦勝てば錦織か