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男子テニスツアーのジュネーヴ・オープン（スイス/ジュネーヴ、クレー、賞金総額494,310ユーロ、優勝賞金80,000ユーロ）は１８日、シングルス１回戦が行われ、元世界ランク８位のＪ・メルツァー（オーストリア）、Ｍ・ユーズニー（ロシア）らベテラン勢が初戦突破し、２回戦へ駒を進めた。

この日、メルツァーは予選勝ち上がりのＤ・ズムル（ボスニア）に6-2, 6-3のストレートで勝利した。

第１セット、メルツァーはファーストサービスが入った時に１５本中１２本をポイントに繋げ、ズムルに１度のブレークを許すも、それを上回る３度のブレークに成功してこのセットを先取。第２セットでもペースを崩さなかったメルツァーは、ズムルにブレークする隙を与えず、２ブレークして１時間９分で２回戦進出となった。

現在１０４位のメルツァーは、２０１１年に自己最高の世界ランク８位となった選手である。２０１０年の全仏オープン準々決勝でＮ・ジョコビッチ（セルビア）と対戦し、メルツァーは２セットダウンから巻き返し４時間を超える接戦を制して、グランドスラム自己最高成績となるベスト４進出を手にした。

勝利したメルツァーは、２回戦で第６シードのＪ・ソウサ（ポルトガル）と対戦する。

また、ユーズニーはＪ・シュトルフ（ドイツ）に7-6 (7-2), 7-6 (7-5)のストレートで勝利し、初戦突破した。

この試合は両者譲らない展開となり、第１・２セット共にタイブレークまでもつれ込む接戦であったが、粘りを見せて貫禄のある勝利を手にしたのはユーズニーだった。

現在３２歳のユーズニーは、現在世界ランク７０位であるが、２００８年１月には自身初の世界ランク８位までのぼりつめ、２００６・２０１０年の全米オープンではベスト４進出。２００６年の準々決勝では、Ｒ・ナダル（スペイン）に6-3, 5-7, 7-6 (7-5), 6-1で勝利する金星をあげて、準決勝進出となった。

勝利したユーズニーは、２回戦で世界ランク６７位のＳ・ヒラルド（コロンビア）と対戦する。

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