錦織元12位との試合は1試合目

男子テニスのマスターズ大会、マイアミ・オープン男子（アメリカ/マイアミ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル）は３０日に行われるシングルス３回戦に第４シードの錦織圭（日本）が登場し、元世界ランク１２位で第３２シードのＶ・トロイキ（セルビア）と対戦する。この試合の模様をCSチャンネルGAORA SPORTSで生中継される。

[ATPテニスワールドツアーマスターズ1000]
マイアミ・オープン<３回戦②>

錦織圭 vs. Ｖ・トロイキ他

３月３１日(火) 深夜０:００～午前１０:２５

両者は過去に下部大会含め３度対戦しており、対戦成績は２勝１敗と錦織が勝ち越している。

最初に対戦したのは２００８年のチャレンジャー大会で、その時は錦織が接戦の末に勝利している。

しかし、その後２０１０年の楽天ジャパン・オープンでは錦織がストレートで敗れており、直近の対戦となった２０１３年のムチュア・マドリッド・オープン男子では錦織が勝利している。

《直近の対戦記事はこちら》

錦織は昨年同大会でＧ・ディミトロフ（ブルガリア）、Ｄ・フェレール（スペイン）らを下し、準々決勝ではＲ・フェデラー（スイス）を破って大会初のベスト４進出を果たした。しかし、その後のＮ・ジョコビッチ（セルビア）との準決勝は左足の付け根の負傷により棄権した。

今大会シード勢は１回戦免除のため錦織は２回戦から登場し、２回戦では元世界ランク８位のＭ・ユーズニー（ロシア）に圧勝して３回戦進出を決めた。

一方、錦織と対戦するトロイキは現在世界ランク３９位で、自己最高ランクは２０１１年６月に記録した１２位。

２０１３年４月に行われたモンテカルロ・マスターズの際に血液検査を拒否したことが原因で、その年の７月に１２ヶ月の出場停止を命じられており、２０１４年７月に行われたクレディ・アグリコル・スイス・オープンで約１年ぶりにツアー復帰を果たした。

ツアーから離れていたトロイキは世界ランクを一時８４７位にまで落とすも、今では世界ランク３９位にまであげている。今年１月に行われたアピア国際シドニー男子では、予選勝ち上がりで本戦入りを果たし、決勝でＭ・ククシュキン（カザフスタン）を下して復帰後初のタイトルでツアー２勝目をあげた。

《トロイキ復帰後初の優勝飾る》

錦織とトロイキの試合は、日本時間３月３０日２３時５０分（現地時間３月３０日１０時５０分）から開始する予定で、グランドスタンドの第１試合に組まれている。

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