女子テニスで世界ランク89位の
クルム伊達公子(日本)が、自身の公式ブログで抜き打ちドーピングテストが夜中にかけて行われたこと、さらにアンチドーピング機構の対応、自宅訪問にきた担当者に対応について綴った。
「こんな時間に来てアスリートの睡眠時間を奪うってどういうこと?ほんとにいくら義務とはいえ、このシステムに頭に来る!しかも今日の担当者にも頭に来る!いくら仕事とはいえ、しかも何を言ってもマニュアル通りのロボットみたい。」
「今日の担当者はマニュアル通りじゃない部分もあるけど私がシステムに関して主張すると、そのことが文句だのいう表現で言ってくる。文句って表現をこんな時間に来ていながらなんで私がそんな風に言われなきゃいけないわけ?私の大切な睡眠時間を返して!これで明日、怪我でもしたらどう責任を取ってくれるんでしょう。」と怒りを露わにした。
この抜き打ちドーピングテストは、22時頃に就寝していたところを起こされ、検査に必要な尿90mlが採れるまで15日の夜中から翌日の午前2時まで行われた。
「拉致があかず、まだ時間がかかることに加え、調査員の言動に失礼が多いため、警察に出動依頼」とクルム伊達は、警察を出動させたことも明かした。
次の日の練習は体が動かず、当初予定していたメニューを大幅に変更して、時間も短くして練習を終えたことも綴っている。
「大切なこの時期にアスリートの活動を完全に崩す結果になっているこのシステムにどう考えても疑問が残ります。競技をする以上、アンチドーピング機構のルールに従い、検査を受ける義務があるのは理解しています。でもそうであるならば、アスリート側の主張できる場が必要なのではないかと思います。」と抜き打ちドーピングテストの仕方について、自身の想いを綴った。
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