男子テニスの下部大会であるダンロップ・スリクソン・ワールド・チャレンジ(愛知県/豊田市、ハード、賞金総額4万ドル/優勝賞金約5千8百ドル)は17日、シングルス、ダブルス1回戦が行われ、第1シードの
伊藤竜馬(日本)がJ・ジュン(アメリカ)を6-4, 7-6 (7-3)のストレートで下し2回戦進出を決めた。
伊藤竜馬は試合を通じて15度のサービスエースを量産し、第1セットは1度のブレークで先取し、第2セットは両者2度ずつのブレークからタイブレークにもつれるも、伊藤竜馬がこの試合を制した。
両者は初対戦となり、勝利した伊藤竜馬は2回戦で
関口周一(日本)と主催者推薦で出場の
近藤大基(日本)の勝者と対戦する。
また、同日行われたシングルス1回戦では先日行われた全日本選手権で準優勝し、その翌週の慶應チャレンジャーではまさかの1回戦敗退を喫した第4シードの
杉田祐一(日本)が予選を勝ち抜いた
今井慎太郎(日本)(早稲田大学)に完勝し、主催者推薦対決となった
小ノ澤新(日本)と
綿貫裕介(日本)の試合は、小ノ澤新が勝利しそれぞれ2回戦に進んだ。
ダブルスでは
佐藤文平(日本)/ TH・ヤン(台湾)組が2回戦に進むが、
守屋宏紀(日本)/ 小ノ澤新組、
綿貫敬介(日本)/ 綿貫裕介組は1回戦敗退としている。
この日に行われた結果は以下の通り:
【シングルス1回戦】
○伊藤竜馬(1)
vs ●J・ジュン 6-4, 7-6 (7-3)
○小ノ澤新(WC)
vs ●綿貫裕介(WC) 6-4, 6-3
○
ナム・ジソン(韓国)(QF)
vs ●
松井俊英(日本) 7-5, 6-7 (1-7), 6-1
○杉田祐一(4)
vs ●今井慎太郎(QF) 6-1, 6-1
【ダブルス1回戦】
○HH・リー(台湾)/
D・ウドムチョク(タイ)組
vs ●守屋宏紀/ 小ノ澤新組 6-3, 7-6 (7-3)
○
チェン・ディ(台湾)/ LC・フアン(台湾)組(4)
vs ●
L・サビル(オーストラリア)/ J・トンプソン(オーストラリア)組 3-6, 7-6 (8-6), 10-6
○佐藤文平/ TH・ヤン組
vs ●A・ハブル/
J・P・スミス(オーストラリア)組 6-4, 7-6 (7-4)
○MX・ゴン(中国)/ HY・ペン(台湾)組(3)
vs ●綿貫敬介/ 綿貫裕介組 6-2, 6-1
■関連記事■ ・8強の西岡 7つ上げ自己最高位・錦織 自己最高位5位で終える・今井慎太郎 本戦出場決める・添田 豪 2年連続決勝進出逃す・伊藤8強 添田は西岡に快勝
■関連動画■ ・錦織と激戦を繰り広げたラオニチ・ツォンガが復調!