男子テニスツアーのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード、賞金総額約345万ユーロ/優勝賞金約57万ユーロ)は29日、シングルス2回戦が行われ、第6シードの
錦織圭(日本)は
T・ロブレド(スペイン)に、6-7 (4-7), 6-2, 6-3の逆転で下し、3年連続3回戦進出を決めた。
スポーツチャンネルGAORA SPORTSで生中継され、試合直後に行われたインタビューで錦織は「ありがとうございます。初めからタフな試合でした。僕にとって1試合目でタイトな試合になるのは想定していたので、1セット取られてもしっかりファイナルで勝てたのは嬉しいです。」
先週出場を予定していたバレンシア・オープン欠場後の大会出場について、「自分のプレーをしっかりすることを心がけました。(サーフェスが)遅く、ポイントが長くなるので、なるべく前に入って打ちこむことを心がけました。」
今シーズン好調の要因について、「前より攻撃力が付いているのを感じています。打てる、攻撃できる場所が増えてきているのも事実で、足を動かしてベースラインの中に入って打つことを多くしているので、以前よりウィナーが増えているのだと思います。」と答えた。
両者は3度目の対戦となり、錦織はロブレドに3勝0敗と全勝しとした。
勝利した錦織は3回戦で
J・メルツァー(オーストリア)を6-2, 4-6, 6-2で下した第10シードで地元の
JW・ツォンガ(フランス)と対戦する。
【錦織圭 BNPパリバ・マスターズ戦歴】
<2014年>
・1回戦 Bye
・2回戦 勝利 T・ロブレド 6-7 (4-7), 6-2, 6-3
<2013年>
・1回戦 勝利
J・ベネトー(フランス) 6-4, 6-2
・2回戦 勝利 JW・ツォンガ 1-6, 7-6 (7-4), 7-6 (9-7)
・3回戦 敗退
R・ガスケ(フランス) 3-6, 2-6
<2012年>
・1回戦 Bye
・2回戦 勝利
B・ペール(フランス) 7-6 (7-2), 6-2
・3回戦 敗退
G・シモン(フランス) 棄権
<2011年>
・1回戦 敗退
S・スタコフスキ(ウクライナ) 4-6, 3-6
■関連記事■ ・錦織 逆転で3回戦進出・錦織 ファイナルセットへ・錦織 第1セット落とす・錦織1つ下げる マレーが5位浮上・パリバ・マスターズ ドロー表
■関連動画■ ・上位勢を猛追するマレー・マレーが復活優勝