男子テニスツアーのマレーシア・オープン(マレーシア/クアラルンプール、ハード)は24日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
錦織圭(日本)は
R・ラム(アメリカ)に6-2, 6-3のストレートで下し、準々決勝進出を決めた。
この試合、錦織はファーストサービスの確率が55パーセントと低くも、88パーセントと高い確率でポイントを獲得し、ラムから4度のブレークに成功し1時間4分で勝利した。
錦織は第1セット、第1ゲームと第8ゲームで2度のブレークに成功し、ラムにブレークチャンスを与える事無くわずか22分で第1セットを先取する。
第1セットは常に錦織が主導権が握る形で試合が進む。
第2セットに入り、またも第1ゲームでブレークに成功し、このセットも先行すると第4ゲームで15-40とし、この試合初めてブレークチャンスを与えるがデュースに持ち込み、最後はドロップショット、アプローチボレーを決めこのゲームをキープする。
第5ゲームで錦織は2度のブレークチャンスを掴むがブレークすることが出来ず、10分近く続いたこのゲームをブレークすることが出来なかったが、第9ゲームでこの試合4度目のブレークに成功し、勝利した。
この試合、錦織は積極的にネットプレーを行い、サービス・アンド・ボレーやアプローチショットを多く見せた。
両者はATPツアー大会で2度目の対戦となり錦織はラムに1勝1敗とした。
勝利した錦織は準々決勝で
M・マトセビッチ(オーストラリア)と対戦する。
マトセビッチは2回戦で
添田豪(日本)と対戦しており、添田豪が勝利していた場合、準々決勝は日本人対決となったが叶わなかった。
錦織は同大会2年ぶり4度目の大会出場となり、3大会連続準々決勝進出を決めた。
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