男子テニスツアーのマスターズ大会であるロジャーズ・カップ男子(カナダ/トロント、ハード)は9日、シングルス準決勝が行われ、第13シードの
JW・ツォンガ(フランス)が第7シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)を6-4, 6-3のストレートで下し、同大会初の決勝進出を決めた。
この試合、ツォンガは4度のダブルフォルトを犯すも7度のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時88パーセントの確率でポイントを獲得し、ディミトロフにブレークを許さず、3度のブレークに成功し1時間24分で勝利した。
両者は4度目の対戦となり、ツォンガはディミトロフに4戦全勝とした。
勝利したツォンガは決勝で第2シードの
R・フェデラー(スイス)と
F・ロペス(スペイン)の勝者と対戦する。
今大会絶好調のツォンガは3回戦で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、準々決勝で第8シードの
A・マレー(英国)を下す快進撃を見せている。
《ツォンガ ジョコビッチに4年、12試合ぶり勝利》現在世界ランク15位のツォンガは今季に入り優勝はまだ無く、決勝に進出したのは今年2月に行われたオープン13以来、マスターズでは2008年10月に行われたBNPパリバ・マスターズ以来となり、ツォンガは昨年のオープン13以来、約1年7か月ぶりの優勝を狙う。
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