テニスのグランドスラム、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は25日、女子2回戦が行われ、
奈良くるみ(日本)は第30シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)に6-7 (4-7), 1-6のストレートで敗れ、初の3回戦進出を逃した。
この試合、奈良くるみはヴィーナスに5度のブレークを許し1時間31分で敗れた。
第1セット、奈良くるみは第2ゲームでブレークに成功し3ゲーム連取するも、ヴィーナスの強力なストロークから5ゲーム連取される。
第9ゲームでようやくサービスキープし、第10ゲームでヴィーナスのダブルフォルトとストロークのミスでブレークに成功し、タイブレークに突入すると2ポイント目でヴィーナスのボレーミスで先制し、4-1とリードするがその後はヴィーナスのストロークのウィナー、奈良くるみのストロークがアウトになり、6ポイント連取され第1セットを落とす。
第1セット終了後にトレーナーを呼んだ奈良くるみは左太ももにテーピングを施し第2セットに臨む。
第1ゲームでブレークに成功するが直後の第2ゲームはラブゲームでブレークバックを許してしまう。
第3ゲーム終了後にも奈良くるみはマッサージを受けるが、奈良くるみは第2セット6ゲーム連取された。
第2セット以降、足を気にする場面も見られた。奈良くるみはエラーは5度と非常に少なくフットワークを活かしたテニスが出来、序盤でリードしていたがウィナー46度とヴィーナスの強力なストロークの前に敗れた。
両者は初対戦となり、勝利した場合、全米オープン、全豪オープンに続きウィンブルドン初の3回戦進出とはならなかった。
勝利したヴィーナスは3回戦で第6シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)と
M・バーテル(ドイツ)の勝者と対戦する。
ウィンブルドン5度の優勝経験を持つヴィーナスは2008年以来優勝が無く、昨年は1回戦敗退している。
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