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テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は26日、男子シングルス1回戦が行われ、第9シードの錦織圭(日本)が世界ランク59位のM・クリザン(スロバキア)に6-7 (4-7), 1-6, 2-6のストレートで敗れ、2回戦進出を逃した。
両者は今回が初めての対戦となり、錦織とクリザンの対戦成績は錦織からみて0勝1敗となった。
この試合、錦織は第1セットをタイブレークの末に先取され、第2セットは錦織のミスが目立ち、クリザンの強烈なストロークに圧倒されゲームカウント1-6で連取された。続く第3セットでもクリザンの勢いを止めることが出来なかった錦織は、1回戦敗退となった。
錦織は、先日のムチュア・マドリッド・オープンで、王者R・ナダル(スペイン)との決勝戦の途中でメディカルタイムアウトを要求し、腰のマッサージを受けるが、やむを得ず途中棄権となっていた。
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試合前のインタビューでは、怪我について「100パーセントの状態ではないけれど、頑張ります」とコメントしていた。
昨年の同大会で錦織は、4回戦でナダルに敗れるも、日本人男子で75年ぶりの全仏オープンベスト16入りを果たしており、今回1回戦で敗れているため、大会後に発表される世界ランキングは下がる可能性がある。
錦織に勝利した24歳のクリザンは、2回戦でR・ハーセ(オランダ)とN・ダビデンコ(ロシア)の勝者と対戦する。
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