4月4日から3日間 東京の有明コロシアムで行われる国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ準々決勝でチェコ共和国と対戦する日本は2日、会見を行った。
監督の植田実氏は「まず最初に、
錦織圭(日本)がチームから外れることを報告します。代わりとして、
ダニエル太郎(日本)をチームに入れる予定であります。また、
添田豪(日本)が今朝体調を崩したため、この場にいないことをご了解下さい。」と、話した。
「準々決勝チェコ、2連覇している相手に対して我々は最善を尽くしてやっていきたいと思っております。3日間よろしくお願いします。」
「常にベストな状況ではない中で、選手1人1人が1年通して戦っているわけで、チーム戦も同じだと思っています。いかに、自分の持っている力を発揮するかという先に結果があると信じている。」
「選手の能力をどこまで引き出せるか、皆がその可能性をどこまで追求出来るかっていうことが何よりもキーポイントだと思う。具体的なことは、まだまだ2日前ではありますが、色んな状況に対応していきたい」
また、ダニエル太郎を選出した理由については「前回の時に候補の中には入れておりました。それは全豪オープンの予選の試合の状況もありましたし、その後のクレーではありましたが、チリツアーのベスト8、トップ100に勝つ力を認識した。」と、コメントした。
「もちろん、
守屋宏紀(日本)や
杉田祐一(日本)もおります。その中で私個人とスタッフと決めながら、今回の錦織の代わりになるという1つの観点にした時に、ダニエルを今回指名しました。」
対戦するチェコ共和国について「シングルスを錦織のポイントというような頭があったのは事実。我々には有明というホームアドバンテージが間違いなくあると思っている。チャンスは出てくる可能性もありますし、これだけはやってみないと分からないと思っています。」と、植田監督は話した。
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