男子テニスツアーのアメリカ国際インドアテニス選手権(アメリカ/メンフィス、ハード)は11日、シングルス1回戦が行われ、
B・ベッカー(ドイツ)が
L・ラコ(スロバキア)を6-3, 6-2のストレートで下し、初戦突破を果たした。この結果、第1シードで2連覇を狙う
錦織圭(日本)は2回戦で世界ランク88位のベッカーと対戦する事が決まった。
今大会は上位4シードの選手が1回戦を免除されているため、錦織は2回戦からの登場。
錦織とベッカーは2010年のデルレイビーチ国際テニス選手権1回戦で対戦し、その時はベッカーが勝利している。
《錦織vsベッカー:デルレイビーチ国際テニス選手権1回戦》32歳のベッカーは、グランドスラムで2006年の全米オープン4回戦が自己最高の成績である。その時は3回戦で
A・アガシ(アメリカ)を破り、
A・ロディック(アメリカ)との4回戦進出を果たしていた。また、アガシはベッカーとの試合が現役生活で最後の試合だった。
《さようなら、アガシ、現役最終戦は感動のるつぼに》シード勢が順当に勝ち進んだ場合、錦織は準々決勝で第6シードの
S・クエリー(アメリカ)、準決勝で第3シードの元王者
L・ヒューイット(オーストラリア)と対戦する可能性がある。
昨年のアメリカ国際インドアテニス選手権で錦織は、1セットも落とさない完璧なプレーを続け、ツアー3勝目を飾った。
【錦織圭 アメリカ国際インドアテニス選手権 戦歴】
<2013年>
・1回戦 勝利
I・マルチェンコ(ウクライナ) 6-4, 7-5
・2回戦 勝利
D・ヤング(アメリカ) 6-3, 6-3
・準々決勝 勝利
M・チリッチ(クロアチア) 6-4, 6-2
・準決勝 勝利
M・マトセビッチ(オーストラリア) 6-4, 途中棄権
・決勝 勝利
F・ロペス(スペイン) 6-2, 6-3
<2011年>
予選1回戦 勝利
A・ボゴモロフJR(ロシア) 2-6, 6-4, 6-3
予選2回戦 敗退
J・ハイェク(チェコ共和国) 3-6, 1-6
<2009年>
・1回戦 敗退
M・バグダティス(キプロス) 5-7, 3-6
<2008年>
・予選1回戦 勝利
Al・クズネツォフ(アメリカ) 6-4, 6-4
・予選2回戦 敗退
B・レイノルズ(アメリカ) 2-6, 0-3, 途中棄権
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