テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は6日、女子シングルス準決勝が行われ、第2シードの
V・アザレンカ(ベラルーシ)がノーシードの
F・ペネッタ(イタリア)を6-4, 6-2のストレートで下し、2年連続の決勝進出を決めると同時に、大会初優勝へ王手をかけた。
試合後、アザレンカは「本当に興奮している。決勝までの道のりは本当に長かった。ここまでたどりついて、そして日曜日に再びトロフィーをかけて試合出来るなんて、本当に信じられない。」と、喜びを語った。
アザレンカは、決勝で第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦する。両者は昨年の全米オープン決勝でも対戦し、その時はセリーナが接戦の末に優勝した。
決勝戦について、アザレンカは「戦うしかない。走り回って、しがみついて、どんなポイントでもチャンスがあれば食らいつく。セリーナは本当に素晴らしくて、今までの歴史上、最も素晴らしい選手。」と、意気込みを語った。
アザレンカとセリーナは過去15度対戦し、セリーナが12勝3敗と大きくリードしているが、今季の3度の対戦では2勝1敗とアザレンカが勝ち越している。
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