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男子テニスで世界ランク5位のR・フェデラー(スイス)が、腰の怪我が治らない場合は8月5日から開幕するロジャーズ・カップ男子を欠場する可能性があると話した。グランドスラム最多17度の優勝を誇るフェデラーは、先週行われたクレディ・アグリコル・スイス・オープンで3年ぶりのツアー大会初戦敗退を喫していた。
2004・2006年のロジャーズ・カップ男子で優勝を飾っているフェデラーは、大会の戦績を27勝8敗としている。
「腰に深刻な問題がある。ベット・アット・ホーム・オープンでは抗炎症薬を使わなければいけなかった。腰を治す事が優先。モントリオール(ロジャーズ・カップ男子)でプレーするためにリハビリをして、腰の状態を見なければならない。」
元世界ランク1位のフェデラーは、ウィンブルドンで当時世界ランク116位だったS・スタコフスキ(ウクライナ)に敗れる大番狂わせに見舞われた。フェデラーがグランドスラムでベスト8を前に敗れるのは2004年の全仏オープン以来9年ぶりの事だった。
その後、ベット・アット・ホーム・オープンでは準決勝で当時世界ランク114位のF・デルボニス(アルゼンチン)に敗れる波乱が起きた。フェデラーがトップ100位圏外の選手に敗れるのは、1998年にプロへ転向して以降12度目で、今年だけでもウィンブルドンに続き2度目。
さらに、クレディ・アグリコル・スイス・オープンに第1シードで出場するも、初戦で当時世界ランク55位だったD・ブランズ(ドイツ)にストレートで敗れてしまった。
また、フェデラーはウィンブルドン後に発表された世界ランキングで、2003年6月以来10年ぶりにトップ4から転落し5位へ後退している。
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