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「学生のオリンピック」として知られるユニバーシアード(ロシア/カザン、ハード)のテニス競技は16日、ミックスダブルス決勝が行われ、第6シードの田川翔太(日本)/ 桑田寛子(日本)組が、第1シードのA・クズネツォフ(ロシア)/ E・ヴェスニナ(ロシア)組に4-6, 6-3, [10-12]となる大接戦で敗れ準優勝、銀メダルを獲得した。
これでテニス日本代表は、女子シングルスの石津幸恵(日本)が金、桑田寛子が銅、ミックスダブルスの田川翔太/桑田寛子が銀、女子団体で金と、合計4個のメダル獲得となった。競技内のメダル獲得数では開催国ロシアの6個に次ぐ2位で、前回大会のテニス日本代表は青山修子(日本)らの活躍で3個のメダル獲得となっていたが、その前回を上回る獲得数となっている。
また、トーナメントに出場していない選手も参加しているコンソレーションでは、男子シングルスで第1シードの田川翔太が見事優勝、第2シードの志賀正人(日本)は2回戦敗退。女子シングルスでは第1シードの田中優季(日本)と西本恵(日本)が決勝まで勝ち進み、田中優季が6-1, 6-4のストレートで勝利を収め優勝を飾っている。
メダル獲得とはならなかったが、男子シングルスとダブルス、女子ダブルスでも好成績を収めている。
男子シングルスでは、第6シードの片山翔(日本)、第7シードの仁木拓人(日本)がそれぞれ4回戦で敗れベスト16、男子ダブルスでは、第5シードの片山翔/ 田川翔太組は準々決勝に進出するもベラルーシペアに敗れベスト8、健闘むなしくメダル獲得とはならなかった。
女子ダブルスでは、第5シードの石津幸恵/ 田中優季組が準々決勝に進出するも第2シードのタイペアに大接戦で敗れベスト8、メダルまであと一歩のところだった。
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今年で第27回となったユニバーシアードは世界170カ国からの学生が集まり全27種目でメダル獲得を競う。17日が最終日となり閉会式が行われる。
選手の出場資格は、大会開催年の1月1日の時点で17歳以上28歳未満である事と、大会開催年に大学または大学院に在籍している、もしくは大会開催前年に大学を卒業または大学院を修了している事である。
ユニバーシアードでは、ベルトレスリング、7人制ラグビー、サンボ、シンクロナイズドスイミング、ボクシングの5種目は、今年初めて行われる。開催国であるロシア代表チームは、全種目に参加している。
テニス日本代表チームは前回の2011年大会(中国/シンセン)で、女子ダブルスの青山修子/ 高畑寿弥(日本)組が金メダル、混合ダブルスの仁木拓人/ 青山修子組が銅メダル、女子団体で青山修子・高畑寿弥・石津幸恵・桑田寛子が銀メダルを獲得している。
■テニス日本代表チーム■
【男子代表選手】
志賀正人(慶應義塾大学)
田川翔太(早稲田大学)
片山翔(プロフェッショナル)
仁木拓人(プロフェッショナル)
【女子代表選手】
石津幸恵(筑波大学/プロフェッショナル)
桑田寛子(早稲田大学)
田中優季(プロフェッショナル)
西本恵(慶應義塾大学)
【監督・コーチ】
総監督:右近憲三
男子監督:宮地弘太郎
女子監督:道上静香
男子コーチ:三好勲(日本)
女子コーチ:細木祐子
トレーナー:安田忍
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