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「１年で１番重要な戦い」世界１位ジョコビッチが生涯グランドスラム狙う
男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNLイタリア国際男子（イタリア/ローマ、レッドクレー）は１７日、シングルス準々決勝が行われ、第１シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）は第６シードのＴ・ベルディフ（チェコ共和国）に6-2, 5-7, 4-6のフルセットで敗れ、準々決勝敗退となった。
試合後、ジョコビッチは５月２６日から開幕する全仏オープンについて「少し休みをとって、パリに備えるよ。ローランギャロスは僕にとって、１年で１番重要な戦いになるからね。自分がクレーでも良いプレーが出来ると知っているけど、プレーにはまだ波があるんだ。それがローランギャロスで起こらないようにいけないね。」と、意気込みを語った。
これまでジョコビッチは全仏オープンを除き、グランドスラムでのタイトルを６つ獲得しているが、全仏オープンでは未だタイトルを獲得していない。昨年の全仏オープンでは決勝進出を果たすも、Ｒ・ナダル（スペイン）にタイトル獲得を阻まれた。今年ジョコビッチは、自身初となる全仏オープンでのタイトル獲得と、生涯グランドスラム達成を目指す。
今年に入りジョコビッチは、全豪オープンでオープン化以降初となる大会３連覇を達成すると同時に、大会４度目の優勝を果たした。また、ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権で優勝、さらにモンテカルロ・マスターズではナダルの９連覇を阻止し大会初優勝を飾った。
しかし、その後に行われたムチュア・マドリッド・オープン男子では、２１歳の若手Ｇ・ディミトロフ（ブルガリア）に敗れ、２回戦で姿を消す波乱に見舞われた。
《BNLイタリア国際 男女ドロー表》
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