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男子テニスツアーのクラロ杯(アルゼンチン/ブエノスアイレス、賞金総額49万3670ドル、レッドクレー)は19日、シングルス1回戦が行われ、元世界ランク5位のT・ロブレド(スペイン)は、悪天候で試合開始が4時間も遅れるハプニングにも負けず、予選勝者のG・エリアスを6-3, 6-0の快勝で下し、2回戦へ駒を進めた。
ロブレドは、第1セットで2度のブレークを許したものの、それを上回る4度のブレークに成功し、このセットを先取。第2セット、ロブレドは5度エリアスに握られたブレークポイント全てを切り抜けると、1ゲームも与えずに1時間29分のストレートで勝利を手にした。
2009年の今大会チャンピオンであるロブレドは、昨年2月に足の手術を受けるなど5ヶ月間のツアー離脱を余儀なくされていた。ロブレドは、同年6月に復帰を果たし、470位だったランキングを現在の95位まで戻している。
ロブレドは今季初となる準々決勝進出をかけて、主催者推薦で出場のD・シュワルツマンと2回戦を行う。
一方、第7シードのP・アンドゥハル(スペイン)はA・モンタネス(スペイン)に7-5, 2-6, 4-6の逆転で敗れ、初戦で姿を消した。
2010年8月に自己最高位22位を記録した32歳で世界ランク90位のモンタネスは、同45位で同胞のアンドゥハルに、接戦となった第1セットを先取されるも第2セットは圧倒。
勝敗を決める第3セットでも、1度のブレークをアンドゥハルに許したモンタネスだったが、2度のブレークに成功し、2時間11分で同胞対決を制して2回戦へ駒を進めた。
モンタネスは先週行われたブラジル・オープンで、今季初のベスト8進出を果たしており、2大会連続となる今季2度目のベスト8入りをかけて、2回戦でF・デルボニスと顔を合わせる。
当初この日はシングルス1回戦残り11試合全てが予定されていたが、降雨のためにスケジュールが崩れ、4試合が消化出来ずに翌日へと順延が決まった。
その試合には第1シードのD・フェレール(スペイン)の1回戦も含まれており、フェレールは主催者推薦のA・ベロッティと対戦する。その他、元世界ランク3位のD・ナルバンディアン(アルゼンチン)もC・ベルロク(アルゼンチン)との1回戦に登場する。
ナルバンディアンは先週行われたブラジル・オープンで、膝の怪我から復帰途中いるR・ナダル(スペイン)に敗れはしたものの、準優勝を飾り今大会へ乗り込んでいる。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○S・ワウリンカ(スイス)(3) vs. ●P・ロレンジ(イタリア), 6-3, 6-3
●P・アンドゥハル(7) vs. ○A・モンタネス, 7-5, 2-6, 4-6
○J・ライスター(ドイツ) vs. ●M・アルンド, 7-5, 6-1
○T・ロブレド vs. ●G・エリアス, 6-3, 6-0
○L・マイェール(アルゼンチン) vs. ●S・ボレッリ(イタリア), 5-7, 6-2, 6-3
●D・ラジョビッチ vs. ○D・ヒメノ=トラベール(スペイン), 4-6, 5-7
○A・クズネツォフ(ロシア) vs. ●F・ボランドリ(イタリア), 7-6, 6-3
今大会の優勝賞金は8万4550ドル。
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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