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女子テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会6日目の19日、クルム伊達公子(日本)はB・ヨバノフスキ(セルビア)2-6, 6-7 (3-7)のストレートで敗れ、1994年以来となる今大会でのベスト16進出はならなかった。
【クルム伊達公子 vs. ヨバノフスキ】
「彼女(ヨバノフスキ)にプレッシャーを与えようとしたのですが、大事なポイントで彼女はミスを犯してくれませんでした。今日の彼女のプレーは、今まで見たことがないほど本当に良かったです。彼女とは何度も一緒に練習をしてきました。彼女は時々簡単なミスを犯していましたが、今日の彼女のボールは深くて、全てをコントロールされてしまいました。」と、クルム伊達。
「今は本当にがっかりしています。ですが、今シーズンはまだ始まったばかりです。もちろん、この大会は私にとってとても大きな意味のある大会になりました。ランキングも大会後は上がるでしょう。ですから、この状態を維持して、まだまだ闘い続けていきます。」と、今シーズンへの意気込みを語った。
今大会シングルスでは敗戦したクルム伊達であるが、A・パーラ=サントンハ(スペイン)と組んだダブルスでは3回戦に進出しており、V・レプシェンコ(アメリカ)/S・ゼン(中国)組とベスト8進出をかけて対戦する。
《クルム伊達 試合詳細はこちら》
【セリーナ vs. 森田】
一方、自身初となるセンターコートでの試合に臨んだ森田あゆみ(日本)は、第3シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦。セリーナが自己最高タイとなる207キロのサーブを繰り出し9本のサービスエースを奪うと、ラリーでも29本のウィナーを奪い、6-1, 6-3のストレートで森田を下し、4回戦に駒を進めた。
セリーナは「今日は調子が良かったわ。私にとって本当に良い試合になったと思う。今日は多くのポイントで長いラリーになったけど、このラリーを私は必要としてたの。この調子を維持しつつ、もっと調子をあげていけたらと思うわ。」と、セリーナ。
サービスの自己最高記録タイを出したことについては「いつもやろうとしても190キロくらいしか出ないのよね。だけど、今日また207キロを出せたってことは、以前の記録がたまたまではなかったってことよね。つまり私は、207キロのサーブが打てるってことね。すごいわね。」と、答えるセリーナ。
次の対戦相手であるM・キリレンコ(ロシア)については「マリアは本当に堅実なプレーヤーで、特にこの1年半ほどは本当に良いプレーをしているの。だから、こういう選手との試合で良いプレーが出来るようにしっかり集中していきたい。」と、セリーナ。
敗れた森田は、第2セットは一時ゲームカウント3-0までリードをしていたが、ここから調子を上げてきたセリーナの追い上げを許し6ゲームを連取され、善戦及ばず3回戦での敗退となった。
《森田 試合詳細はこちら》
この日行われた試合は以下の通り。
○V・アザレンカ(ベラルーシ) vs. ●J・ハンプトン(アメリカ), 6-4, 4-6, 6-2
○S・クズネツォワ(ロシア) vs. ●C・スアレス・ナバロ(スペイン), 6-2, 4-6, 6-3
○M・キリレンコ vs. ●Y・ウィックマイヤー(ベルギー), 7-6, 6-3
●R・ビンチ(イタリア) vs. ○E・ヴェスニナ(ロシア), 6-4, 6-7, 4-6
○S・ウィリアムズ vs. ●森田あゆみ, 6-1, 6-3
○S・スティーブンス(アメリカ) vs. ●L・ロブソン(英国), 7-5, 6-3
○C・ウォズニアキ(デンマーク) vs. ●L・ツレンコ(ウクライナ), 6-4, 6-3
●クルム伊達公子 vs. ○B・ヨバノフスキ, 2-6, 6-7
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