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男子テニスツアーのブリスベン国際男子(オーストラリア/ブリスベン、賞金総額48万4750ドル、ハード)は2日に男子シングルス2回戦で錦織圭(日本)がT・ロブレド(スペイン)を6-3, 6-3のストレートで下しベスト8進出を決めた。
錦織圭のサービスゲームから始まったファーストセット、立ち上がりからサーブが好調な錦織は、第1ゲームを難なくキープすると、いきなり第2ゲームでデュースに訪れたチャンスからブレイクを奪い2-1とリードする。
その後、互いにキープし合う中、ロブレドは強打を続け前へ出てくる錦織を突き放しにかかった。しかし、錦織は必死に食らいつき、ストローク戦では一歩も引かず、ロブレドは自身のリターンがエンドラインを割ると大声を張り上げ悔しがる場面も見せた。
そして、錦織のゲームカウント5-3となった第9ゲーム、両者強烈な打ち合いのラリーが続き、錦織圭が前へ出るロブレドの横を鋭く打ち抜くウィナーを決め15-15にすると、ロブレドは立て続けにミスを犯す。最後は錦織のサーブをロブレドが返せず、錦織が6-3でこのセットを奪った。
続くセカンドセットでは、第3ゲームでデュースからブレイクポイントのチャンスを得るも、ロブレドがしっかりキープ、このセット中盤まで均衡状態が続いた。
しかし、ロブレドのサービスゲームとなった第5ゲームで錦織が立て続けにポイントを奪い0ー40と錦織が一気にリードを広げブレイクのチャンスを掴むと、最後はロブレドのリターンがエンドラインを割り、このセット1つ目のブレイクを奪う。
そして迎えた第9ゲーム、錦織はロブレドのサービスゲームをブレイクで奪い6-3で試合に終止符を打った。
試合を通じて、錦織圭はロブレドに1度もブレイクポイントを与えず圧勝だった。勝利した錦織は、第4シードのA・ドルゴポロフ(ウクライナ)とJ・ニエミネン(フィンランド)との勝者とベスト4進出を懸けて戦う。
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