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男子プロテニス協会であるATPが、2012年のシーズンで際立った活躍した選手に贈る各賞の受賞者を発表し、怪我や病気から見事復活を果たした選手に贈られる「Comeback Player Of The Year」(カムバック選手賞)に、元世界ランク2位で34歳のT・ハース(ドイツ)が受賞した。ハースは2004年に次いで2度目となる同賞の受賞となった。
2002年5月に自己最高位の世界ランク2位へ上り詰めたハースは、2003年に右肩の手術を受け、そのシーズンは全くコートに立てなかった。2004年はランキング圏外から17位へ上昇させる復活劇をみせ、カムバック選手賞を受賞していた。
その後も数々の怪我に悩まされたハースは、2010年には右臀部の手術を受ける。昨年の全仏オープンで復帰するも、その後はわずか12大会に出場するにとどまり7勝12敗でシーズンを終えていた。
今季は205位からスタートしたハースは、徐々に調子を取り戻し、4月に地元ドイツで行われたミュンヘン大会でベスト8入り。全仏オープンでは予選を勝ち上がり3回戦進出し、トップ100へ返り咲いた。その後、ドイツはハーレ大会の決勝戦でR・フェデラー(スイス)を下して3年ぶりとなる優勝を飾り、復活をアピールした。
《「ゲリー・ウェバー・オープン決勝 ハース vs フェデラー戦」はこちら》
7月にはドイツはハンブルグ、アメリカのワシントンDCと2大会連続で準優勝を飾り、トロントと上海のマスターズ1000大会でベスト8、今季最後の大会のオーストリアのウィーンでもベスト8入りして、今季を世界ランク21位で終える活躍をみせていた。
この賞をハースと共に争ったのは、B・ベイカー(アメリカ)、P・H・マチュー(フランス)、S・クエリー(アメリカ)、T・デ=バッカー(オランダ)、L・メイヤー、B・パウ(ドイツ)。
(翻訳/弓削忠則)
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