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男子テニスで、今年のウィンブルドンでグランドスラム初勝利を飾り、7月に世界ランキングを47位と自己最高を記録した添田豪(日本)が、自身のフェイスブックで母校である藤沢市立小糸小学校と藤沢市立大庭中学校で講演会を行ったことを掲載した。
子供達の前で講演会を行った添田豪は「こういう機会を頂いて実際話してみると、自分自身も良い経験をさせて貰いましたし、子供たちと接してパワーをたくさん貰った気がします!」
来シーズンについては「まだまだやらなければいけないことがあるので、1つずつ丁寧に頑張って行きたいと思います!」と、自身のフェイスブックでコメントした。
今年、添田豪は2月に行われた国別対抗戦であるデビスカップのワールドグループ1回戦で、I・ドディグ(クロアチア)に2セットダウンからの大逆転勝利、日本に貴重な1勝をあげた。
その後はロンドンオリンピック出場を目指し下部大会であるチャレンジャー大会に出場しランキングを上げるとともに、パワー・ホース世界チーム・カップでは元世界ランク1位のA・ロディック(アメリカ)に勝利するなど着実に力をつけてきた。
そして、ウィンブルドンでは1回戦でM・ククシュキン(カザフスタン)と対戦し、6-3, 6-2, 6-1のストレートで悲願のグランドスラム初勝利をあげた。2回戦はJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に敗れるも、互角のラリー戦を披露し、第3セットを奪い健闘した。
さらに出場を熱望していたロンドンオリンピックテニス競技の出場者リストに添田豪が入り、シングルス・ダブルスに出場した。シングルスはM・バグダティス(キプロス)に敗れた。ダブルスは錦織圭(日本)とペアを組み、2008年北京オリンピックで金メダルを獲得したR・フェデラー(スイス)/S・ワウリンカ(スイス)組に敗れるも、第1セットを奪い善戦した。
その後、7月に行われたアトランタ・オープン、また10月の楽天ジャパン・オープンでは錦織圭との日本人対決が話題となった。
昨シーズンを世界ランク120位で終えた添田豪は、今年60位にまで上げ今季を終わらせた。2013年シーズンの添田豪に期待である。
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