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フェデラー、再びデル=ポトロに敗れる◇ATPワールド・ツアー・ファイナル

男子テニスツアーの最終戦であるATPワールド・ツアー・ファイナル(イギリス/ロンドン、賞金総額550万ドル、インドアハード)は土曜日にラウンドロビンの残りの試合を行い、第6シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が第2シードのR・フェデラー(スイス)を7-6(7-3), 4-6, 6-3で振り切り、先に準決勝進出を決めていたフェデラーとともに決勝トーナメント準決勝へと駒を進めた。

デル=ポトロは強力なサービスと得意とするフォアハンドでフェデラーを攻撃、ファイナルセットでは先にブレークに成功し、そのままフルセットで勝利を収めた。マッチポイントではフォアのパッシングショットに対してフェデラーがボレーをネットにかけた。

デル=ポトロは決勝トーナメントの準決勝で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。一方、敗れたフェデラーは第3シードのA・マレー(英国)との顔合わせ。

デル=ポトロは先月、フェデラーの故郷スイスのバーゼルで行われた大会の決勝戦でもフェデラーを下して優勝しており、これで2連勝をマークした。フェデラーが得意とするインドアコートで同選手から2連勝を挙げたのは2002年のL・ヒューイット(オーストラリア)以来、久しぶりのこと。

試合後、デル=ポトロは「ちょっとした記録だと思う。だけど達成は簡単なものではなかった。フェデラーを倒すことは難しいことには違いない。でも準決勝のことやラウンドロビンを勝ち上がることについては全く考えなかった。自分の試合のことのみを考え、バーゼルの試合のときと同じプレーをしようとしただけなんだ。」と打ち明けた。

両者は2009年の全米オープンの決勝戦でも対戦しており、その時もデル=ポトロが勝って唯一の四大大会タイトルを手中に収めている。この優勝でデル=ポトロはさらに四大大会で優勝するのでは、とみられていたが、続くシーズンで大きな手首の怪我に見舞われ、ランキングも下がる一方だった。

その後、見事な復活を遂げたデル=ポトロは今季、フェデラーと全仏オープンならびにロンドン五輪でも対戦していたが、全仏オープンでは2セットリードしながら逆転負け、またオリンピックではファイナルセット17-19という五輪史上最長の試合で敗れ、涙を呑んでいた。

一方、敗れたフェデラーは試合後、次のように語っている。「彼(デル=ポトロ)は私に2連勝を決めたね。今日は負けないようにと望んでいたんだが。」

今大会と相性のよいフェデラーは、今回の敗退で2009年以来、久しぶりとなる同大会での負けを味わった。フェデラーは一昨年、昨年の今大会で優勝しており、今年のラウンドロビンの最初の2試合でも負けなしだった。

デル=ポトロの勝利により、デル=ポトロとフェデラーの決勝トーナメント進出が決まった。この後、第4シードのD・フェレール(スペイン)と第8シードのJ・ティプサレビッチ(セルビア)戦が行われ、4-6, 6-3, 6-1でフェレールが逆転勝ちを収めたが、これはほぼ賞金と各人のプライドのための試合となった。またこの敗退でティプサレビッチのラウンドロビンでの戦績は0勝3敗となり、勝ち星なく会場を去っている。

またフェレールが勝ったため、ラウンドロビンの1位はフェデラーとなり、準決勝でマレーと対戦することが決まった。ティプサレビッチが勝っていればフェデラーはジョコビッチと顔を合わせることになっていた。

デル=ポトロは依然として自分は今大会で負け組にいると考えている。198cmのデル=ポトロいわく、「準決勝には3人のビッグネーム、そして1人のビッグな体の男がいる感じだね。」とのこと。

フェデラー、そしてデル=ポトロともにラウンドロビンを2勝1敗で終えた。フェレールもまた2勝1敗だったが、フェデラーおよびデル=ポトロよりも獲得セット数が少なかった。フェデラーがデル=ポトロに勝ち、フェレールがティプサレビッチに勝っていたとすれば、フェレールが決勝トーナメントに進んでいた。

これについてフェデラーは「彼(フェレール)にはチャンスを与えたかったし、自分も準決勝に向けて勝ちたかった。本当に勝ちたかったんだ。でも正直言えば、今日の負けについてはフェレールの方ががっかりしているだろう。」とフェレールに労りの気持ちを向けた。

フェレールは今シーズン7勝しており、先週にはパリの大会でマスターズ大会初優勝を飾っていただけに残念な結果となった。しかしフェレールには来週末にデビスカップ決勝が控えており、チェコ共和国に勝って今大会での悔しさを吹き飛ばしたいところだ。

(翻訳/森田系太郎)

(2012年11月11日14時30分)

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