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ATPワールドツアーファイナルズ大会第3日目のラウンドロビン・グループA、N・ジョコビッチ(セルビア)(1位)が、A・マレー(英国)(3位)を、4-6, 6-3, 7-5の逆転勝ちを収め、2勝目を挙げた。
第1セットは、ワンブレークでマレー、第2セットはワンブレークでジョコビッチが取って、勝負はファイナルセットへ持ち込まれた。
「第1セットを落とした後、メンタルを強く維持して、機会が自分に来ることを信じるのが大切だった」
このように振り返ったジョコビッチは、ファイナルセットの第3ゲームをブレークするが、第8ゲームでブレークバックを許した。
「アンディは、大きな弱点が無い。だから、自分の直感を従って、大事な場面で正しいショットを打つようにした」と語るジョコビッチが、第11ゲームで再びブレークして勝負を決めた。
「第3セットには、僕にもチャンスがあった。1ゲームが、試合全体を決するようなものではなかったと思う。第2セットは、ノバクの方が良いプレーをしたけど、第3セットはタイトだった」(マレー)
「アンディとは、将来もっとうまくなって、素晴らしいライバルでいられたらいいね」(ジョコビッチ)
ちなみに、ジョコビッチは、ポストマッチインタビューでは毎回ユニクロの「ウルトラライトダウン」を着て、記者会見場に現れる。
「着用するのはスポンサーへの義務です」(ジョコビッチ)
ナイトセッションでは、T・ベルディフ(チェコ共和国)(6位)が、JW・ツォンガ(フランス)(8位)を、7-5, 3-6, 6-1で下して1勝目を挙げた。
3日目終了時点で、グループAでは、ジョコビッチが2勝で一歩リードしているが、準決勝進出決定者はまだいない。
(文・写真/神 仁司)
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