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男子テニスツアー最終戦であるATPワールドツアーファイナルズ大会初日のラウンドロビン・グループA、オープニングマッチに、地元イギリス期待のA・マレー(英国)(3位)が登場し、T・ベルディフ(チェコ共和国)(6位)に対して3-6, 6-3, 6-4の逆転勝ちを収め、白星スタートを切った。
「地元の観衆が、自分がいいテニスができるようにプッシュしてくれた。イギリスに戻ってプレーできてよかった。グループはタフです。誰を倒すのにも良いプレーをしなければならない」(マレー)
ナイトセッションには、世界ナンバーワンへ今週返り咲き、年間ナンバーワンが確定したN・ジョコビッチ(セルビア)(1位)が、JW・ツォンガ(フランス)(8位)を、7-6 (7-4), 6-3で下して、1勝目を挙げた。
第1セットは緊迫したサービスキープが続き、お互い一度もサービスブレークを許さず、タイブレークに突入したが、タイブレークでミスが目立つツォンガに対して、ジョコビッチは隙のないテニスで終始ポイントをリードして、第1セットを先取した。
第2セットは、ツォンガの集中力が落ちてミスが早くなり、ジョコビッチが2ブレークに成功して勝負を決めた。
「サーブを良くして、メンタルを強く保って、ファイトして切り抜けようとしました。第1セットの後が重要だった。少しリラックスしてコートに入って、より攻撃的にプレーしようとしました。それが、ストレートでの勝利という結果につながった」(ジョコビッチ)
大会3日目には、初日に共に勝ったジョコビッチとマレーが対戦する。
「次のアンディとの試合は、いつも大きなチャレンジになるね」(ジョコビッチ)
2勝目を挙げる勝者が、準決勝進出に前進する大一番となる。
(文・写真/神 仁司)
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