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男子テニスツアーのイフ・ストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、賞金総額48万6750ユーロ、ハード)は17日、シングルス2回戦残り4試合が行われ、元世界1位で主催者推薦で出場のL・ヒューイット(オーストラリア)が第8シードのJ・ニエミネン(フィンランド)を7-6 (7-2), 2-6, 6-4のフルセットで下し、ベスト8へ進出した。
第1セットは互いに2度ずつのブレークからタイブレークへ。そのタイブレークでは主導権を握ったヒューイットが制し、第1セットを先取。しかし、第2セットは2度のブレークをニエミネンに奪われ、試合はファイナルセットへ。
第3セットでは2度のブレークを奪われたヒューイットだったが、3度のブレークを奪い返し、2時間18分で勝利をものにした。これで両者の対戦成績はヒューイットが負け無しの5連勝となった。
31歳のヒューイットは7月のニューポート大会で準優勝を飾って以来のベスト8入りだった。
一方、同じ31歳のニエミネンは今大会の2001年、2006年、2011年で準優勝を飾っており、7年連続の準々決勝入りを狙ったがヒューイットに阻まれてしまった。
ヒューイットは準々決勝で第3シードのN・アルマグロ(スペイン)と対戦する。
その他の試合では、R・ベランキス(リトアニア)が第4シードのF・マイヤー(ドイツ)を4-6, 6-4, 6-2の逆転で下す金星を飾り、第6シードのM・ヨージニ(ロシア)が主催者推薦のP・ロセンホルムを6-0, 6-2で一蹴して、準々決勝へ名を連ねた。
世界ランク95位のベランキスは2010年の今大会準優勝者で同28位のマイヤーに、試合を通して1度ブレークを許したが3度のブレークを奪うと、1時間43分のフルセットで下し、今季3回目の準々決勝進出を決めた。
また、同27位のヨージニは同436位のロセンホルムに、試合を通して1度もブレークポイントを握らせず、5度のブレークを奪う危なげ無い展開で、わずか63分の圧勝で下した。
ベランキスは第7シードのM・バグダティス(キプロス)とA・ファリャ(コロンビア)の勝者と、ヨージニは第2シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)とJ・ゾップ(エストニア)の勝者と準々決勝で顔を合わせる。
この日行われた試合結果は以下の通り。
N・アルマグロ (3) ○-× M・コピル, 6-4, 7-6 (7-4)
R・ベランキス ○-× F・マイヤー (4), 4-6, 6-4, 6-2
M・ヨージニ (6) ○-× P・ロセンホルム, 6-0, 6-2
L・ヒューイット ○-× J・ニエミネン (8), 7-6 (7-2), 2-6, 6-4
今大会の優勝賞金は8万7870ユーロ。
(翻訳/弓削忠則)
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