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女子テニスツアーのHPジャパン女子オープン大会4日目、L・ロブソン(英国)(56位)が、ジョウ・イーミャオ(228位)を6-4, 6-4で下し、大阪で初のベスト8入りをした。
第1セット第1ゲームで、ロブソンが、フォアハンドストロークのウィナーを決めるなどして、ジョウのミスを誘ってブレークしてスタートダッシュに成功。さらに、第3、5ゲームでも、ロブソンの積極的なプレーにおされて、ジョウがミスを重ね、ロブソンが3回のブレークに成功して、一気に5-0とリードを広げた。しかし、第6ゲームで、ロブソンが初めてブレークを許すと、試合の流れは、ロブソンの一方的な流れではなくなった。
「(ジョウが)途中からアグレッシブになってきて、自信を持ってプレーしてきた。自分の集中力が落ちてしまった」
ミスが目立つようになったロブソンは、第6、8ゲームをブレークされ、ジョウが4ゲーム連取して、ロブソンの5-4となった。
第10ゲームは、落ち着きを取り戻したロブソンが、ラブゲームでキープして、ようやくセットを先取した。その直後に、ロブソンは、オンコートコーチをリクエストして、コーチから次のようなアドバイスを受けた。
「アグレッシブにプレーしなさい。フラストレーションを溜めるな、と。溜めてしまうと、ジョウの思うつぼなので、いいことはない。あとは、何て言われたか忘れちゃったわ(笑)」
第2セットは、第3ゲームで先にロブソンがブレークするが、第4ゲームでロブソンのミスでブレークバックされる。だが、再び第5ゲームで、ジョウのミスが増え、ロブソンがブレークに成功して勝負を決めた。
「試合には勝てたけど、全体的にプレーには満足していません。ジョウとは初めての対戦でした。ただ、ダブルスは以前組んだことがあり、タフでスピードのある選手だという印象を持っていた」
このように試合を振り返ったロブソンは、準々決勝で、K・チャン(台湾)(134位)と対戦する。
(文・写真/神 仁司)
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