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男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は３日、シングルス１回戦が行われ、第３シードのＪ・ティプサレビッチ（セルビア）がＧ・シモン（フランス）に4-6, 6-3, 6-1の逆転で勝利、初戦突破を決めた。

両者は先週行われたタイ･オープン準決勝でも対戦し、その時はシモンが勝利していた。

この試合の第１セット、４度のブレークチャンスのうち１ブレークに成功したシモンがこのセットをセットを先取する。

第２セットは序盤でティプサレビッチがブレークに成功し、ゲームカウント３－１とリードする。しかし、ティプサレビッチは自身のサービスゲームである第５ゲームでシモンにブレークバックを許してしまう。

続く第６ゲームでシモンはティプサレビッチの強烈なフォアハンドウィナーなどを決められ、ブレークポイントを与える。そのポイントでシモンはティプサレビッチにバックハンドのダウンザラインを決められ、再びブレークされてしまい、ゲームカウント２－４とリードを許す。

以降は互いにサービスキープを続け、第９ゲームでティプサレビッチはサービング・フォー・ザ・セットのゲームを迎える。このゲームでティプサレビッチは粘るシモンに対しミスを重ね何度もデュースが続くも、最後はサービスエースを決めこのセットを奪い、セットカウント１－１とする。

勝敗がかかった第３セットの第１ゲームでシモンはティプサレビッチにブレークを許す。しかし、続く第２ゲームはシモンが何度も続いたティプサレビッチのサービスゲームをブレークバックし、ゲームカウント１－１とする。

ここから世界ランク９位の力を発揮したティプサレビッチは３度のブレークに成功し、２時間２４分で試合に終止符を打った。

勝利したティプサレビッチは２回戦で、Ｍ・クリザン（スロバキア）に勝利した予選勝者のＭ・キウディネッリ（スイス）と対戦する。

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