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男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は2日、シングルス1回戦が行われ、第8シードの錦織圭(日本)が添田豪(日本)に4-6, 6-2, 6-3の逆転で勝利、地元での日本人対決を制し初戦突破を決めた。
第1セットは互いにサービスキープを続け、迎えた第5ゲーム添田のサービスゲームで試合は動く。30-30で添田は、ネットに出ようとバックハンドのアプローチショットを放つもこれがネットにかかり、30-40と錦織にブレークポイントを与えてしまう。続くポイントで添田はバックハンドのストレートをアウトしてしまい、錦織にブレークを許す。
ゲームカウント3-2とリードした錦織は自身のサービスゲームで0-40と添田に3本のブレークポイントを与えてしまう。結果、ラブゲームでブレークバックを許し、ゲームカウント3-3。
だが、第7ゲームの添田のサービスゲームで錦織は0-40と第6ゲームとは逆の立場となる。このチャンスをバックハンドのリターンエースで決めた錦織はブレークを奪い、ゲームカウント4-3とする。
続く第8ゲームで錦織はゲームポイントを握りサービスキープするかと思われたが、ここから添田に強烈なストロークとドロップボレーなどを決められプレッシャーをかけられブレークポイントを与える。最後は錦織がフォアハンドをネットにかけ、このゲームをブレークされる。
ブレーク合戦が続き、迎えた第9ゲームで添田は錦織にバックバンドのパッシングショットなどを決められ、15-40とまたもブレークポイントを握られる。その後デュースに戻した添田は、このゲームをなんとかサービスキープに成功し、ゲームカウント5-4と錦織からリードを奪う。
そして第10ゲームで錦織は自身のサービスゲームでミスを重ねてしまい、添田にセットポイントを握られる。結果、添田の強烈なフォアハンドストロークからのバックハンドボレーを決められ、このセットは添田に奪われる。
第2セットに入ると息を吹き返した錦織が1度ブレークを奪われるも、3度のブレークに成功し1セットオールとする。
勝敗がかかった第3セット、錦織は1ブレークに成功しゲームカウント4-3とリードする。しかし、第8ゲームで錦織は自身のサービスゲームで15-40とブレークポイントを握られる。そのピンチを強烈なサーブやエア・ケイなどでしのぎ、このゲームをサービスキープ、ゲームカウント5-3。
続く第9ゲーム、添田のサービスゲームで錦織はマッチポイントを握る。それを1度しのがれるも、添田はダブルフォルトを犯し錦織に再びマッチポイントが訪れる。最後は添田のバックハンドがネットにかかりゲームセット。試合時間は2時間29分だった。
両者は、今年のアトランタ・オープン準々決勝でも対戦し、その時は添田が6-2, 6-1のストレートで勝利していた。
勝利した錦織はは2回戦で、J・ニエミネン(フィンランド)にストレートで勝利した元世界ランク5位のT・ロブレド(スペイン)と対戦する。
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