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女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(日本/東京、ハード)は29日、シングルス決勝が行われ、第17シードのN・ペトロワ(ロシア)が第3シードで昨年の今大会覇者A・ラドワンスカ(ポーランド)に6-0, 1-6, 6-3のフルセットで勝利、今大会シングルスで初優勝を飾った。
試合後、ペトロワがインタビューに答えた。
「第1セットは6-0だったけど決して簡単なセットではなく、とてもエネルギーを消耗した。セカンドセット、彼女のサービスゲームの時はブレークチャンスがあったけど、自分の調子が下がっていってしまった。」
また「もちろんストレートで勝ちたかったけど、第2セットの後半は巻き返すのが難しいと感じた。そこで見極めをつけて、第3セットで頑張ろうという気持ちはあった。」
サーブについては「セカンドサーブでは相手のバックハンド側を狙っていた。第3セットはいいサーブが打てたけど、セカンドセットはダブルフォルトなどあり調子があまり良くなかった。サービスに対してはとても満足している。」
ペトロワ自身が30歳ということに対しては「精神力とモチベーションを維持していれば、歳は関係ないと思う。これからでもグランドスラムのタイトルを獲りたいと思っているから、最後までベストを尽くしていきたい。」
ペトロワの両親は有名な陸上競技選手ということもあり、自分のテニスにその影響はあるのかと聞かれ「母がオリンピックで銅メダルを獲っている。自分も今年のオリンピックダブルスで銅メダルを獲っている。だから、遺伝子の中にアスリートのDNAがあると思う。自分の子供にもそのようなDNAがあることを願っている。」
腰の状態については「今はテーピング無しで動けている。痛みはないけど、今週はトレーニングのやり方を変えていた。」と、ペトロワ。
試合中のコーチングについては「第3セットのゲームカウント2-1の時にコーチを呼んで具体的な作戦について話した。相手にプレッシャーを与えるようにアドバイスをもらった。けど、エネルギーが消耗していると思ったから、コートサイドからエネルギーを送って欲しいと伝えた。コーチはそれに応えてくれたから、勝利に繋がっていると思う。」
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