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女子テニスツアーのベル・チャレンジ(カナダ/ケベックシティ、賞金総額22万ドル、ハード)は土曜日に準決勝を行い、ノーシードから勝ち上がったK・フリッペンス(ベルギー)が格上の第3シードM・バーテル(ドイツ)を7-6(8-6), 7-6(7-3)で振り切り、見事、決勝に駒を進めた。
試合後、フリッペンスは「第2セットでゲームカウント5-2とし、彼女(バーテル)のサービスゲームで0-40とリードしていたけど、突然彼女はセカンドサーブでもファーストサーブを打ち始めてきて、その作戦に動揺した。彼女のサービスは格段に良くなって、その後はそれが続いていた。最後まで1ポイント1ポイントをしっかりプレーしたわ。私だけでなく彼女もそうだった。タフな試合だった。」と、感想を述べた。
「信じられないほどよい1週間になっている。決勝に進めたなんて信じられない。興奮しています。明日は100パーセントの力を出して戦いたいと思う。この時点で今週の出来は完璧です。明日の決勝ではどの瞬間も楽しんでいくつもりよ。」
加えて「これまで3度の準決勝進出がありましたが、ついに決勝へ進出できたわ。」
フリッペンスは1回戦で第1シードのD・チブルコワ(スロバキア)と下しており、その勢いを持続しての決勝進出となっている。
その決勝戦でフリッペンスは第8シードのL・フラデカ(チェコ共和国)と対戦する。フラデカは準決勝で予選を勝ち上がったK・ラドノビ(フランス)を7-5, 7-6(7-5)で退けての勝ち上がり。
フリッペンスとフラデカはこれまで2度の対戦があり、戦績は1勝1敗のタイとなっている。
過去の対戦についてフラデカは「前回、彼女(フリッペンス)と対戦したのは昨年のインディアンウェルズの大会でのことだった。その時は私が勝ったけど、接戦だった。しかし現在の私たちのテニスはその時よりもよくなっていると思うから、明日の決勝ではともに作戦の一部を変えてくると思うわ。」と、話している。
フラデカはWTAツアーで3度の決勝進出があるが、いずれも準優勝に終わっている。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
(翻訳/森田系太郎)
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