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男子テニスツアーのマスターズ・シリーズ、W&Sマスターズ(アメリカ/シンシナティ、賞金総額282万5280ドル、ハード)は日曜日に決勝戦を行い、第1シードのR・フェデラー(スイス)が第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を6-0, 7-6(9-7)のスコアで下し、今大会5度目の優勝を飾った。同時にフェデラーは優勝賞金53万5600ドルを獲得した。
フェデラーは第1セットを1ゲームも落とさずに完璧なプレーを見せ6-0で奪うと、第2セットのタイブレークも7-7から2ポイント連取で奪い、見事、ストレート勝ちを収めた。
勝ったフェデラーは今月27日から始まる全米オープンに向けて弾みをつけ、18度目のグランドスラム大会優勝を目指す。
ロンドン五輪で銀メダルに終わり、今大会ではリベンジの「金」を獲得したフェデラーは、試合後「1度もサービスゲームをブレークされなかった。このような自分を見せたかったんだ。1度もがっくりした気持ちにはならなかった。今シーズンはオリンピックでメダルを獲得し、ウィンブルドンで優勝し、世界ランク1位にも戻ることができた。ほぼ目標を達成しているよ。けれどもさらに前進し、全米オープンに向けてできる限りの準備をしていかなければね。」と優勝したにも関わらず、気を引き締めていた。
フェデラーは全米オープン前にはテニスの改良に取り組む予定はない、と話す。「グランドスラム大会前に新しいことに取り組むことはほとんどない。やるべきことは終わっていて、あとは身体的、精神的に準備するのみさ。」
8月8日に31歳になったフェデラーだが、最後に全米で優勝したのは2008年のことで、今年はそれ以来のタイトル獲得をもくろむ。2008年にはロンドン五輪金メダリストのA・マレー(英国)をストレートで下して同大会5連覇を飾っていた。
フェデラーは現在、四大大会において33大会連続でベスト8入りの記録を更新している。
また、フェデラーは「全米オープンの雰囲気はこの大会とはまったく異なる。プレッシャーの程度も違い、これから大会が始まるまで、様々なことがメディアで言われることだろう。私はトップ30圏外の選手に負けることがほとんどない。そういった選手と1回戦で対戦することになると思う。いずれにしてもタフな試合になる可能性は否めないよ。まずは1回戦のことのみを考えて、大会全体については考えないようにしたいと思っているよ。」と話し、今回の優勝に気を緩めないように努めていた。
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