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男子テニスツアーのマスターズ・シリーズ、W&Sマスターズ(アメリカ/シンシナティ、賞金総額282万5280ドル、ハード)は14日、シングルス1回戦残り10試合と2回戦2試合が行われ、第14シードの錦織圭(日本)がM・グラノジェルス(スペイン)に6-1, 6-2のストレートで勝利、危なげなく2回戦へ駒を進めた。
この日の錦織は、グラノジェルスに5回握られたブレークポイントを全てを切り抜けると、第1セット、第2セットいずれも2度のブレークに成功し、わずか65分の快勝で2回戦進出を決めた。
この試合で錦織はダブルフォルトを4本犯すも、ファーストサーブが入った時に83パーセントの高い確率でポイントを重ね、グラノジェルスを圧倒した。両者は2008年にも対戦し、その時は錦織が逆転で勝利していた。
2回戦で錦織は主催者推薦で出場のJ・ブレーク(アメリカ)と対戦する。ブレークは1回戦でK・アンダーソン(南アフリカ)に7-5, 6-4のストレートで下し、2回戦進出を決めている。
錦織とブレークの対戦成績は、2勝1敗と錦織がリードしている。その2勝は錦織がツアー初優勝を飾ったデルレイビーチ国際テニス選手権である。
一方、2回戦では第5シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)が予選を勝ち上がったルー・イェンスン(台湾)に6-3, 6-4で下し、3回戦進出を決めた。
世界ランク7度のベルディフはこの日、各セット序盤で先にブレークするなど試合の主導権を握り、世界ランク74位のルーへその後もリズムを渡さず、1時間23分のストレートで3回戦へ進んだ。ベルディフは3回戦で、M・バグダティス(キプロス)とM・ラオニッチの勝者と対戦する。
その他の試合では、オーストラリア期待の19歳、B・トミック(オーストラリア)が主催者推薦のB・ベイカー(アメリカ)に6-4, 6-3のストレートで下し、3回戦へ駒を進めた。
世界ランク49位のトミックは、同78位のベイカーに6回握られたブレークポイントを決めさせず、第1セット、第2セットいずれも1度ずつベイカーからブレークを奪うと76分の快勝で退け、3回戦進出を果たした。
トミックは第1シードのR・フェデラー(スイス)とA・ボゴモロフJR(ロシア)の勝者と、準々決勝進出を懸けて3回戦を行う。
この日行われた1回戦の試合結果は以下の通り。
M・フィッシュ(アメリカ) (10) ○-× F・ロペス(スペイン), 6-2, 6-3
錦織圭 (14) ○-× M・グラノジェルス, 6-1, 6-2
J・シャーディ(フランス) ○-× A・ロディック(アメリカ) (16), 7-6 (7-4), 6-3
S・クエリー(アメリカ) ○-× J・メルツァー(オーストリア), 4-6, 6-2, 6-4
M・バグダティス ○-× A・ファリャ(コロンビア), 6-4, 6-1
T・ハース(ドイツ) ○-× D・ナルバンディアン(アルゼンチン), 6-7 (0-7), 7-6 (7-4), 6-3
A・ボゴモロフJR ○-× J・ニエミネン(フィンランド), 6-4, 6-3
R・シュティエパネック(チェコ共和国) ○-× A・ラモス(スペイン), 6-2, 6-2
C・ベルロク(アルゼンチン) ○-× S・ヒラルド(コロンビア), 7-5, 6-3
M・ラオニチ(カナダ) ○-× R・ガスケ(フランス), 7-6 (7-4), 6-3
この日行われた2回戦の試合結果は以下の通り。
T・ベルディフ (5) ○-× ルー・イェンスン, 6-3, 6-4
B・トミック ○-× B・ベイカー, 6-4, 6-3
今大会の優勝賞金は53万5600ドル。
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