- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

錦織「第2セット取っていれば」、メダル候補出揃う◇ロンドンオリンピック

ロンドンオリンピックのテニス競技(イギリス/ロンドン、芝)は大会6日目の2日、男子シングルス準々決勝4試合が行われ、第15シードの錦織圭(日本)が第8シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に4-6, 6-7 (4-7)のストレートで敗退、日本人男子として92年ぶりのベスト4進出とはならなかった。

錦織は第1セット、第2ゲームで自らのサービスゲームを落とし、ゲームカウント0-2とリードを許す。しかし、続く第3ゲームで錦織がブレークポイントを握るとデル=ポトロのフォアハンドがアウト、すぐさまブレークバックに成功、ゲームカウント1-2とする。

その後はお互いにサービスキープを続ける中、第8ゲームで錦織は2度のデュースの末、デル=ポトロに再びブレークを許し、ゲームカウント3-5。続く第9ゲームで30-15とリードされる錦織は、デル=ポトロが放ったサーブに対しチャレンジしこれがフォルトの判定、30-30とする。これを機に錦織が起死回生のブレークバックに成功、ゲームカウント4-5となる。

だが、第10ゲームでデル=ポトロに再びブレークポイントを握られた場面で、錦織は果敢にネットプレーに出るも、バックハンドのボレーがアウトし、デル=ポトロに第1セットを先取される。

第2セット、第2ゲームでブレークされた錦織はゲームカウント0-3とリードを許す展開。その後、お互いにサービスキープを続けゲームカウント3-5、第9ゲームでデル=ポトロのサービング・フォー・ザ・マッチを迎える。しかし、ここでデル=ポトロが2本のダブルフォルトを犯すなどで、錦織は土壇場でブレークバックに成功、ゲームカウント4-5とする。

以降互いにサービスキープを続け、勝負の行方はタイブレークへ。

タイブレークで錦織は1-4とデル=ポトロにリードされるも、そこから3ポイント連続で獲得し4-4に追いつく。4-5から錦織のサーブ2本のポイントだったがこれを落とし、最後は錦織のバックハンドがネットにかかり、1時間55分で力尽きた。

試合後、錦織は「風が強い中での試合だったので、サービスゲームをキープするのに苦労した。彼(デル=ポトロ)は良いプレーをしていた。ベースラインでのプレーは安定していた。」とデル=ポトロについてコメント。また、「第2セットのタイブレークを取っていれば流れは変わったかもしれない。悔しい。」と肩を落とした。

錦織は熊谷一弥が銀メダルを獲得した1920年アントワープオリンピック以来92年ぶりとなるベスト4進出まであと一歩だった。

勝利したデル=ポトロは「素晴らしい試合だった。初めてのオリンピックで準決勝に進出する事が出来て本当に嬉しい。」

2009年USオープン覇者であるデル=ポトロは準決勝で、第1シードのR・フェデラー(スイス)と対戦する。フェデラーは準々決勝で第10シードのJ・アイズナー(アメリカ)を6-4, 7-6 (7-5)のストレートで勝利し、ベスト4進出を決めた。

「長身(205cm)からの強力なサービスを持つアイズナーが相手だったので、リターンが鍵になるとわかっていた。」とフェデラー。この日フェデラーがブレークしたのはわずか1度だけ。

アイズナーは「素晴らしい試合をしたと思うし、ベストを尽くした。最後までしがみ付いた。」とコメント。

準決勝でデル=ポトロと対戦する王者フェデラーは「2009年USオープンの大舞台で彼(デル=ポトロ)に負けている。彼は長身でビッグサーブを持っている。芝の球足の速いコートでは脅威。」と警戒したコメント。

一方ボトムハーフでは、第3シードのA・マレー(英国)が第11シードのN・アルマグロ(スペイン)を6-4, 6-1のストレートで下し、今大会初となる準決勝へ駒を進め、メダル獲得まであと一歩と迫った。

地元英国の期待を背負うマレーは、第1セットだけで9本のサービスエースと16本のウィナーを決めて1度のブレークに成功し、セットを先取する。第2セットに入るとアルマグロが右肩の異常を訴えトレーナーを呼ぶ。以降アルマグロは本来の力強いプレーが出来ず、マレーの一方的な展開となりわずか59分で試合は終了した。

マレーは「良いサーブでしたし、サービスゲームでは堅実にプレー出来た。第2セット、彼(アルマグロ)は明らかに肩に問題があり、自らのサービスゲームで苦労していたから、楽にリターン出来た。」

勝利した世界ランク4位のマレーは準決勝で、第5シードのJW・ツォンガ(フランス)を6-1, 7-5で下した第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ジョコビッチは13本あったブレークチャンスのうち4本をものにし、1時間20分でベスト進出を決めた。

マレーは「メダル獲得がこの大会の目標。チャンスを得ることが出来て嬉しい。次の2試合のうち1試合に勝てれば、メダルです。今は次の試合に勝つことが最も大切。」と意気込みを語った。

マレーと対戦する2011年のウィンブルドン覇者であるジョコビッチは「僕らは本当に良いプレーをしているし、過去5年のウィンブルドンで本当に良い結果を残してる。サーフェスがどちらか一方に有利になるとは思いません。」とコメント。

さらにジョコビッチは「間違いなく彼(マレー)は良いプレーをしているし、地元ファンから大きな声援を受けることでしょう。それは予想出来ることです。数週間前、彼は初めてのグランドスラムタイトルに近づいたから、準決勝も勝利したいと思っているでしょう。」と、準決勝への抱負を語った。

(2012年8月3日6時43分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

8月24日

大坂なおみ・伊藤あおい 日本勢TOP2 (16時14分)

餃子争奪!テニス団体戦が開催 (15時39分)

錦織圭 世界90位に後退 (15時07分)

シャラポワ 式典でいじられる (13時02分)

フェデラー 純資産1600億円超える (11時20分)

アルカラス 決勝でシナーと対戦希望 (10時12分)

大坂なおみ 新コーチと全米OP制覇へ (9時08分)

大坂なおみ 伊藤あおいに「釘付け」 (7時58分)

8月23日

有明でテニス愛好家向け大会 開催~ARIAKE WOW!2025~ (13時51分)

ジョコ、ジャッジに驚愕「デカい」 (10時40分)

シナー、テニス辞めていたかも… (10時10分)

清水悠太 全米OP予選決勝で敗退 (8時35分)

柴原瑛菜 2年連続で全米OP本戦へ (7時37分)

望月慎太郎 全米OP初の本戦入り (7時06分)

伊藤あおい 全米OP本戦入り逃す (5時52分)

8月22日

内島萌夏 全米OP初戦の相手決まる (13時21分)

ジョコ 全米OP初戦は19歳差対決 (12時07分)

ジョコ ヤンキースの始球式に登場 (11時04分)

錦織圭と関係終了「光栄だった」 (9時31分)

柴原瑛菜 2年連続全米OP本戦王手 (8時45分)

西岡良仁 全米OP初戦は世界17位 (7時54分)

望月慎太郎 接戦制し全米OP本戦王手 (7時04分)

ダニエル太郎 全米OP予選敗退 (6時45分)

【1ポイント速報】日本勢 全米OP予選2回戦 (6時29分)

清水悠太 四大大会初の本戦入り王手 (5時50分)

坂本怜 激闘の末に全米OP予選敗退 (2時41分)

伊藤あおい 全米OP本戦王手 (2時00分)

大坂なおみ 全米OP初戦の相手決定 (1時16分)

8月21日

伊ペアが執念の全米OP連覇達成 (13時49分)

小田凱人、優勝会見もバッチリ!? (10時50分)

チチパスまた敗退 全米OPに不安 (10時12分)

錦織圭 コーチ関係終了を発表 (9時40分)

全米OP予選 わずか45分で雨天順延 (8時22分)

25歳 逆転勝ちで復帰戦8強 (7時23分)

大坂なおみ モンフィスにメッセージ (6時03分)

錦織圭 全米OP欠場「MRI検査受けた」 (4時51分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!