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女子テニスツアーのシティ・オープン女子(アメリカ/ワシントン、賞金総額22万ドル、ハード )は1日、シングルス2回戦残り6試合が行われ、第1シードのA・パブリュチェンコワ(ロシア)がM・シンク(ハンガリー)を6-2, 2-6, 6-3で、第4シードのV・キング(アメリカ) もI・ファルコーニ(アメリカ)を6-2, 7-6 (7-5)で退けるなど、ベスト8が出揃った。
第1セットでは1度もブレークを許さなかった世界ランク28位のパブリュチェンコワは、2度のブレークを同88位のシンクから奪うとそのセットを先取。第2セットは逆に1度もブレークポイントさえ握らせなかったシンクが2度のブレークをパブリュチェンコワから奪いセットオールへと追い付いた。
勝敗を決める第3セットでは、出だしで1度ずつのブレークを奪い合うも、その後も2度のブレークに成功したパブリュチェンコワが1時間47分で勝利を飾り順当に準々決勝進出を決めた。
同55位のキングも同104位のファルコーニに対し、第1セットは1度ブレークされるも3度のブレークに成功しあっさり第1セットを奪った。第2セットでは3度ずつのブレークを奪い合うブレーク合戦となりタイブレークへ。そのタイブレークも接戦にもつれたが、実力に勝るキングが逃げ切り1時間57分のストレートで今季2度目のベスト8入りを決めた。
パブリュチェンコワはK・チャン(台湾)と、キングは予選を勝ち上がったA・レザイ(フランス)を6-2, 6-2の快勝で退けた第7シードのC・バンデウェイ(アメリカ)と、それぞれ準々決勝で対戦する。
この日、唯一のシードダウンは第8シードのO・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ)の身に降りかかった。そのシードダウンを演じたのは主催者推薦で出場のE・ブシャールで、ゴヴォルツォバを1-6, 6-0, 6-3の逆転で退けた。
第1セットでは、同82位のゴヴォルツォバが3度のブレークを簡単に奪うと、第2セットでは同294位のブシャールがゴヴォルツォバに1ゲームも与えず奪い返した。第3セットでも勢いが衰えないブシャールは、1度ブレークを許したものの、3度のブレークをゴヴォルツォバから奪い1時間39分で自身初のツアー8強入りを果たした。
その他の試合では、予選を勝ち上がり1回戦で土居美咲(日本)を下したJ・セペロバがE・ガロビッツ(ルーマニア)を6-3, 6-4で、M・リバリコワ(スロバキア)がE・ダニリドー(ギリシア)を6-3, 7-5と、いずれもストレートで下して準々決勝へ駒を進めた。
ブシャールは第3シードのS・スティーブンス(アメリカ)と、セペロバとリバリコワが準決勝進出を懸けて準々決勝を行う。
また、この日行われたダブルス準々決勝では、青山修子(日本)/ チャン組が第3シードのL・リー=ウオーターズ(アメリカ)/ M・モウルトン=レヴィ組を6-2, 6-2の快勝で退けて準決勝進出を果たした。
決勝進出を懸けて青山/ チャン組はA・チャクエタゼ(ロシア)/ スティーブンス組を6-3, 6-2のストレートで倒した第2シードのKa・プリスコバ/ Kr・プリスコバ組と準決勝で顔を合わせる。
今大会の優勝賞金は、シングルス3万7000ドル、ダブルス1万1000ドル。
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