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女子テニスツアーのシティ・オープン女子(アメリカ/ワシントン、賞金総額22万ドル、ハード )は31日、シングルス1回戦残り2試合と2回戦2試合が行われ、第3シードのS・スティーブンス(アメリカ)がM・ラシェール・ダ・ブリートを6-2, 0-6, 6-1で、K・チャン(台湾)がJ・ラーソン(スウェーデン)を7-5, 6-4で下しベスト8進出を果たした。
世界ランク133位のラシェール・ダ・ブリートのサーブで始まったこの試合、両者ブレーク合戦の出だしから、同50位スティーブンスは第4ゲームでキープしリードする。その後もラシェール・ダ・ブリートは1度しか自身のサーブをキープできず、その後はブレークを許さなかったスティーブンスがそのセットを先取。
第2セットに入るとラシェール・ダ・ブリートが第1、第3ゲームで立て続けにブレークをスティーブンスから奪うと、その後も1ゲームもスティーブンスに与えずそのセットを奪い返した。
勝敗を決める第3セットでは、再び集中したスティーブンスが第1ゲームでラシェール・ダ・ブリートからブレークを奪うと第3ゲームでもブレークに成功。このセットでは1本もブレークポイントを与えなかったスティーブンスが1ゲームしかラシェール・ダ・ブリートに許さず1時間25分で勝利を手にした。
同93位のラーソンと同134位のチャンの一戦は、第1セットでは両者1度ずつのブレークから接戦となるも、終盤で2度目のブレークに成功したチャンがそのセットを先取。第2セットでも、第2ゲームで先にブレークしリードしたチャンだったがラーソンにブレークバックを許すなど譲らない展開ながら、第10ゲームでこのセット3度目のブレークをラーソンから奪ったチャンが1時間27分のストレートで準々決勝進出を果たした。
この日行われた1回戦残りの試合では、第1シードのA・パブリュチェンコワ(ロシア)がB・ヨバノフスキ(セルビア)を6-4, 6-3で、第4シードのV・キング(アメリカ)が予選を勝ち上がったJ・エリーを6-3, 6-4と、いずれも快勝で2回戦進出を決めた。
世界ランク28位のパブリュチェンコワは同68位のヨバノフスキに、第1セットでは2度のブレークを許したものの、3度のブレークを奪い返しそのセットを先取。第2セットも1度ブレークをヨバノフスキに奪われたが3度のブレークに成功すると73分のストレートで勝利を飾った。
同55位のキングは同348位のエリーに、第1セットは3度握られたブレークポイントをしのぎ、1度ブレークに成功してそのセットを先取する。第2セットでも序盤でブレークしたキングが第6ゲームでも2度目のブレークを奪った。
キングは、5-2からのサービング・フォー・マッチでこのセット初めてエリーにブレークを許すなど5-4と追い上げられるも、続く2度目のサービング・フォー・マッチをしっかり決めて1時間23分のストレートでエリーを退けた。
パブリュチェンコワはM・シンク(ハンガリー)、キングはI・ファルコーニ(アメリカ)と準々決勝進出を懸けて2回戦を行う。
今大会ダブルスには、青山修子(日本)/チャン組が準々決勝進出を果たしたおり、現地水曜日に、L・リー=ウオーターズ(アメリカ)/M・モウルトン=レヴィ組と対戦する。
今大会の優勝賞金は、シングルス3万7000ドル、ダブルス1万1000ドル。
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