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男子テニスツアーのファーマーズ・クラシック(アメリカ/ロス・アンゼルス、賞金総額55万7550ドル、ハード)は25日に開幕し、シングルス2回戦3試合が行なわれ、第2シードのS・クエリー(アメリカ)とR・ラム(アメリカ)の地元勢が危なげない勝ち上がりを見せて準々決勝へ駒を進めた。
第2シードのクエリーはI・セイスリン(オランダ)を6-2, 6-2で、ラムもP・カプデビル(チリ)を6-3, 6-1と快勝で退けて、詰め掛けた地元ファンの声援に勝利で応え、ベスト8入りを決めた。
世界ランク57位のクエリーは同102位のセイスリンに、試合を通して9本のサービスエースを記録するなど、1度もブレークポイントを握らせない完璧なサービスゲームを展開。各セットで2度ずつのブレークをセイスリンから奪うと、わずか53分で一蹴して今季3度目のツアー8強入りを果たした。
同117位のラムは、1回戦ではジュニア時代のダブルス・パートナーだった第8シードのB・ベイカー(アメリカ)を下す金星を上げ、この日は同139位のカプデビルから10本のサービスエースを叩き出し、8回行った自身のサービスゲームでわずか9ポイントしかカプデビルに許さず、第1、第2セットいずれも2度のブレークを奪うと64分と快勝で今季2度目のベスト8入りとなった。
「今日は1本でも多く相手コートにボールを返すように心掛けてプレーしましたし、サーブの調子もとても良かったです。1つの大会で連勝出来るのは大切な事で、トップ選手は常にそれが出来ています。今の自分には重要なステップなのです。真剣に戦ってミスを減らすように努めていて、自分自身に負けないようにしました。」とラムは試合中の気持ちを語っていた。
クエリーは第5シードのX・マリス(ベルギー)とM・エブデン(オーストラリア)の勝者と、ラムは第3シードのL・メイヤー(アルゼンチン)と準々決勝を行う。
今大会上位シード4選手は1回戦が免除されているため、この日の2回戦が初戦だったメイヤーは、F・チポッラ(イタリア)と対戦し、6-0, 4-0とリードを広げたところでチポッラが首の怪我を理由に途中棄権を申し入れて、労せず準々決勝へ駒を進めた。
今大会の優勝賞金は10万650ドル。
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