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男子テニスツアーのベット・アット・ホーム・オープン(ドイツ/ハンブルグ、賞金総額90万ユーロ、クレー)は日曜日に決勝戦を行い、第3シードのJ・モナコ(アルゼンチン)がノーシードから勝ち上がっていたT・ハース(ドイツ)を7-5, 6-4のストレートで下し、今季3勝目を決めると同時に優勝賞金21万6500ユーロを獲得した。試合時間は2時間だった。
モナコのATP500の大会での優勝は初めてのことで、ランキングポイントで500ポイントを稼ぎ、月曜日に発表される最新の世界ランキングではトップ10入りする。
試合後、モナコは「トップ10入りできるなんて信じられません。1つ、夢が叶いました。今週のことは私自身、そしてチームにとって重要な出来事であり、生涯忘れることはないでしょう。シーズン前に一所懸命トレーニングを積んでおり、その際に立てた目標がトップ10入りでした」と感慨深げに話した。
28歳のモナコはこれで今季の戦績を31勝10敗とした。31勝のうち24勝は得意とするクレーコートでのもので、今季はすでにヴィニャ・デル・マール(チリ)およびヒューストン(アメリカ)の大会でタイトルを獲得している。また先週のュトゥットガルト(ドイツ)の大会では準優勝しての今大会入りだった。
これでモナコとハースの対戦成績はモナコの4勝1敗となった。決勝のモナコはハースに3度ブレークされてしまったが、逆にハースのサービスを5度ブレークし、畳みかけた。
モナコは「第1セットでは1-4とリードされていましたが、諦めることはしませんでした。どのポイントも取りに行き、集中し、勝つためのモチベーションを失いませんでした。第1セットを先取できたのが大きかったです。また試合の最後の2ゲームではとてもいいプレーができました」と振り返っていた。
これでモナコのツアー決勝戦での戦績は6勝9敗となった。6勝はいずれも得意とするクレーコートでのもの。
一方、敗れた34歳のハースは今季2度目のタイトルを自国で狙っていたが、惜しくも準優勝に終わった。ハースは先月のゲリー・ウェバー・オープンで世界1位のR・フェデラー(スイス)を下して3年ぶりの優勝を飾っており、好調を維持している。
元世界2位で34歳のハースは故障などで今季を200位圏外でスタートした。しかし現在はランキングを49位までに戻してきている。最新のランキングでは35位辺りにランクアップする見通し。
ハースは「彼(モナコ)は素晴らしいプレーでした。脱帽でした。特に大事なポイントでの彼のプレーは目を見張るものでした。私もベストを尽くし、全体的にはいいプレーができたと思います。地元の観客が応援してくれましたが、一歩及びませんでした」と述べていた。
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