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男子テニスツアーのアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、賞金総額47万7900ドル、ハード)は金曜日に準々決勝を行い、日本男子2位で第8シードの添田豪(日本)が日本男子トップで第3シードの錦織圭(日本)と対戦、添田が6-2, 6-1で錦織を撃破し、準決勝に駒を進めた。
ATPツアー準々決勝で初の日本人選手同士となった準々決勝では、錦織との初対戦にもかかわらず気負いをみせることがなかった添田が、手にした4本のブレークポイントすべてをものにし、また錦織に握られた7本のブレークポイントすべてを跳ね返すと、73分で試合に終止符を打った。
添田のツアー準決勝進出は今季2度目のことで、チェンナイ・オープンでもベスト4入りしている。添田は現在世界ランク54位で、この記録は6月11日に添田が記録したキャリア最高位と同じランキング。
勝った添田は準決勝でG・ミュラー(ルクセンブルグ)と対戦する。ミュラーは準々決勝でM・エブデン(オーストラリア)を6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
これで世界63位のミュラーは今季初の準決勝進出を決めた。29歳のミュラーは安定したサーブでエブデンに1度もブレークポイントを握られることなく、また35のサービスポイントのうち32ポイントを獲得して優位に立った。両セットで1度ずつのブレークに成功したミュラーは、72分で試合を締めくくった。
ミュラーはこれまでツアーで準優勝の経験が2度あるものの優勝はまだなく、今大会では初優勝を狙っている。
一方、ドローの他の山では第1シードのJ・アイズナー(アメリカ)が第1シードの貫録をみせてJ・ソック(アメリカ)を7-6(9-7), 6-4で下し、ベスト4入りを決めた。
勝ったアイズナーは準決勝で第4シードのA・ロディック(アメリカ)と対戦する。ハードコートを得意とする地元期待のロディックは準々決勝でM・ラッセル(アメリカ)を6-3, 6-4のスコアで下しての勝ち上がり。
世界27位のロディックは得意のサービスで12本のエースを記録、サービスポイントで82%のポイント獲得率をマークしてラッセルを畳み込んだ。ロディックは手にした4本のブレークポイントのうち2本をブレークに結び付け、73分で試合に終止符を打った。これでロディックの34歳ラッセルとの対戦戦績は3勝0敗となった。
ロディックは今季、イーストボーン(イギリス)の大会で優勝しており、今大会では2勝目を虎視眈々と狙っている。
今大会の優勝賞金は8万6270ドル。
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