- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

フェデラーが史上最多に並ぶ7度目V 王座返り咲き◇ウィンブルドン

テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は大会13日目の8日、男子シングルス決勝が行われ、第3シードのR・フェデラー(スイス)が第4シードのA・マレー(英国)に4-6, 7-5, 6-3, 6-4で勝利、大会史上最多記録に並ぶ7度目の優勝、さらに自らの持つグランドスラム最多勝記録を17に更新した。

2010年の全豪オープン以来となるグランドスラム優勝となったフェデラーは、およそ2年ぶりに世界ランク1位に返り咲くことも確定、P・サンプラス(アメリカ)が持つウィンブルドン最多勝利と世界ランク1位保持286週の2つの記録に並んだ。

「素晴らしいことです。僕のヒーローだったサンプラスと並べました。」と過去2年はベスト8止まりだったフェデラー。「ただ驚いています。」

一方のマレーは、地元勢として74年ぶりとなるウィンブルドン決勝に進出、さらに優勝すれば自身初のメジャータイトル獲得、さらにフレッド・ペリー以来となる76年ぶりの地元勢優勝がかかっていたが、フェデラーの前に涙をのんだ。

屋根が開けられたセンターコートで始まった決勝、オープニングゲームでマレーがいきなりブレークに成功、試合の主導権を握るかと思われたが、対するフェデラーは第4ゲームでブレークバックに成功、流れを引き戻す。

両者ともにサービスキープを続ける中、第1セット第8ゲーム、5度のデュースと接戦となったこのゲームを10分以上かけてサービスキープしたマレーが、続く第11ゲームでこのセット2度目のブレークに成功すると、続く第12ゲームをキープ。地元ファンの後押しを受けるマレーがセットを先取する。

フェデラーのサーブで始まった第2セット、序盤からともにサービスキープが続く展開のまま迎えた第12ゲーム、このセット2本目のブレークチャンスを迎えたフェデラーがドロップボレーを決め、1セットオールに追いつく。

客席からは英国のキャサリン王女をはじめ、キャメロン首相、サッカー選手のデビッド・ベッカムなどが見守る中始まった第3セット、ゲームカウント1-1で迎えた第3ゲーム途中で雨が降り出し試合は一時中断となる。

センターコートの屋根が閉められ、およそ40分後に試合が再開されると、第6ゲームで試合が動き出す。マレーのサービスゲームで40-0となるが、ここからフェデラーがデュースに追いつくと、一進一退の攻防が続き、6本目のブレークチャンスを決めたフェデラーがブレークに成功、ゲームカウント4-2とリードを奪う。このリードを守り切ったフェデラーが第3セットを奪取、セットカウント2-1とリードする。

「今日は屋根が閉まったことで助けられたかも知れません。屋根が閉まることで、どうなるか分かりませんでした。」とフェデラー。一方のマレーは「屋根が閉まってから、彼は信じられないテニスをしていました。」とコメントしている。

マレーのサーブで始まった第4セット、第5ゲームでマレーが立て続けにミスを犯して15-40とフェデラーにブレークチャンスが訪れると、ネットラッシュを仕掛けるマレーの横をフェデラーがバックハンドでパッシングショットを決めてブレークに成功する。

何とか追いつきたいマレーに対し、フェデラーは盤石の態勢でサービスキープを続ける。そして迎えた第10ゲーム、40-15とフェデラーに2本のマッチポイントのチャンス。1本目はマレーがしのいだが、40-30からの2本目でマレーの放ったフォアのパスがサイドに切れてゲームセット。3時間24分の激闘を制したフェデラーは、喜びのあまり、その場で倒れ込んだ。

グランドスラム通算4度目の決勝ながら、またしてもタイトルに手が届かなったマレーは「もう少しでした。」と表彰式で涙ながらにコメント。しかし「おめでとう、ロジャー。優勝に相応しいと思います。」とフェデラーを称えた。

「ウィンブルドンでプレーするプレッシャーについて、色々と言われていますが、試合を見てくれる皆さんが力をくれます。信じられないサポートでした。ありがとうございます。」とマレーがファンに感謝を述べると、会場は万雷の拍手でこれに応えた。

今大会では2003年から5連覇を達成するなど、抜群の相性の良さを誇るフェデラーは「他のどこよりも気分良くプレーできます。理由は分かりませんが、とても特別な場所です。」と、大会への思いを語っている。

また「今回はトロフィーを持っている自分を想像しようとはしませんでした。」としつつも「今日、この場所で自分が何を成し遂げたのか理解するのに、少し時間がかかるでしょう。」と、フェデラーは7度目の栄冠に夢心地だった。

(2012年7月9日4時55分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

5月14日

18歳 北原結乃ら 初戦突破 (7時02分)

5月13日

現役10人目 全マスターズで8強 (22時06分)

内島萌夏 逆転勝ちで初戦突破 (20時29分)

ジョコとマレー、コーチ関係終了 (19時07分)

【1ポイント速報】内島萌夏vsサワンカエウ (18時00分)

19歳 ストレート勝ちで16強 (16時13分)

トゥロター 今季クレー初白星 (14時53分)

「WTA1000」15連勝で8強 (11時32分)

世界7位 思わぬ形で16強「残念」 (10時00分)

シナー 相手転倒も対応に称賛の嵐 (8時24分)

5月12日

伊藤あおい 3年半ぶりクレーは黒星 (23時32分)

【1ポイント速報】伊藤あおいvsカルタル (22時53分)

大坂なおみ撃破、死闘制し嘔吐 (22時14分)

大坂なおみ 死闘の末に8強ならず (20時52分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsスターンズ (18時03分)

日本 初戦はイギリスに決定 (17時54分)

大坂なおみ 次戦の相手スターンズとは (17時11分)

今季最長の死闘で世界10位撃破 (16時07分)

アルカラス 初の16強「大変だった」 (9時58分)

昨年王者ズべレフ 5年連続16強 (8時54分)

5月11日

世界1位 逆転勝ちで16強 (23時16分)

試合後に口論も「それも試合の一部」 (22時10分)

柴原瑛菜 第1シードに屈し準V (20時23分)

坂詰姫野 16歳に屈し準優勝 (17時16分)

激闘の末敗れ今季6度目の初戦敗退 (16時14分)

準V→2回戦敗退で世界ランク急落 (9時14分)

3年ぶり 世界4位以下に陥落 (8時13分)

小堀桃子/清水綾乃ペア 2週連続V (6時39分)

世界1位シナー 出場停止から復帰し白星 (5時52分)

大坂なおみ 逆転勝ちで2年連続16強 (3時30分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsブズコバ (0時51分)

【動画】転倒したデ・ヨングに駆け寄るシナー (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!