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女子テニスツアーのユニセフ・オープン女子(オランダ/スヘルトヘンボシュ、賞金総額22万ドル、芝)は19日、シングルス1回戦残り2試合と2回戦4試合が行われ、今大会に怪我からの復帰戦として臨んでいる元世界ランク1位のK・クレイステルス(ベルギー)がK・ボンダレンコ(ウクライナ)を6-2, 6-1の快勝で下し、ベスト8進出を決めた。
この日のシングルス2回戦に登場したクレイステルスは、世界ランク67位のボンダレンコに対し1度もブレークを奪われず、各セットで2度ずつのブレークに成功するなど終始に渡って試合の主導権を握り、わずか67分で準々決勝へ駒を進めた。
クレイステルスは臀部の怪我を理由に、約3ヶ月のツアー離脱を強いられており、今大会はその怪我からの復帰戦としてエントリーしていた。準々決勝でクレイステルスはF・スキアボーネ(イタリア)とI・C・ベグ(ルーマニア)の勝者と対戦する。
その他の2回戦では第3シードのD・チブルコワ(スロバキア)がS・ペア(イスラエル)を6-2, 7-6 (7-5)で、第8シードのN・ペトロワ(ロシア)がA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)を7-5, 6-3といずれもストレートで下したが、予選を勝ち上がったU・ラドワンスカ(ポーランド)が第4シードのF・ペネッタ(イタリア)を6-1, 6-1で一蹴する波乱を演じた。
世界ランク13位のチブルコワは第1セットでは2度のブレークに成功し、同47位のペアからそのセットを先取。第2セットに入るとお互いに3度ずつのブレークを奪い合うブレーク合戦となりタイブレークへ。そのタイブレークも両者譲らない展開だったが、最後は地力に勝るチブルコワが1時間32分のストレートで勝利、ベスト8入りを決めた。
ペトロワもメディーナ=ガリゲスに対し、2度ずつのブレークを奪い合い接戦となった第1セットで、終盤で3度目のブレークに成功したペトロワがそのセットを奪った。第2セットはペトロワが更に勢いを増し、1度もブレークポイントをメディーナ=ガリゲスに与えず、2度のブレークに成功し1時間26分で今季3度目となる準々決勝進出を果たした。
世界ランク64位のラドワンスカは同17位のペネッタに試合を通して1本のブレークポイントさえ与えず、第1セットでは2度、第2セットでも3度のブレークに成功。54分の快勝で格上のペネッタから勝利を奪い、今季2度目の8強入りに成功した。
チブルコワとペトロワが準々決勝で対戦する。ラドワンスカはS・アービッドソン(スウェーデン)とA・ルス(オランダ)の勝者と準々決勝で顔を合わせる。
その他、この日行われた1回戦では、先週行われたAEGONクラシックで準優勝を飾ったJ・ヤンコビッチ(セルビア)が第7シードで登場したが、アービッドソンの前に2-6, 6-3, 4-6のフルセットで敗退した。
残りの1回戦でも予選勝者のD・ガブリロワがY・ウィックマイヤー(ベルギー)を6-1, 6-2の圧勝で退けた。ガブリロワは2回戦で第1シードのS・ストザー(オーストラリア)を下す金星を飾った予選勝者のK・フリッペンス(ベルギー)と対戦する。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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