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男子テニスツアーのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、賞金総額66万3750ユーロ、芝)は12日に、シングルス1回戦残り6試合が行われ、第6シードのM・グラノジェルス(スペイン)が予選を勝ち上がったM・ズベレフ(ドイツ)を6-4, 6-2のストレートで退け、順当に2回戦進出を決めた。
世界ランク22位のグラノジェルスは同190位のズベレフに対して、試合を通して1度もブレークポイントさえ与えず、第1セットでは1度、第2セットでは2度のブレークをズベレフから奪うと、わずか75分で勝利を収めた。
グラノジェルスはベスト8入りを懸けて地元から主催者推薦で出場のT・ハース(ドイツ)と対戦する。元世界ランク2位で34歳のハースはB・トミック(オーストラリア)と1回戦を行ったが、5-2とハースがリードしたところでトミックが腹筋に痛みを感じたため途中棄権を申し入れて、ハースは労せず2回戦進出となった。
「2回戦へ進出出来たことは自分にとっては嬉しい事。しかし、芝のコートでの試合がどんな感触か感じる事はあまり出来なかった。2回戦ではもっと芝の感触を感じたいと思う。そして勝利を飾れるようにしたい。」とハースは次の試合へ気持ちを高めていた。
この日登場した残りのシード選手は第7シードのA・セッピ(イタリア)だったが勝利を掴む事が出来なかった。セッピはR・シュティエパネック(チェコ共和国)に6-7 (6-8), 6-4, 6-7 (7-9)の大接戦の末に敗退、大会を去る結果となってしまった。
先に行われた全仏オープンでは、初戦敗退だったシュティエパネックに対し、4回戦進出を果たしN・ジョコビッチ(セルビア)に敗れたセッピの試合は、両者譲らない展開ながら最後は2時間53分の接戦をシュティエパネックが制して4年ぶりに出場した今大会で嬉しい初戦突破を決めた。
今季3度目の準々決勝進出を懸けて2回戦でシュティエパネックはC・ステベと対戦する。
その他の試合結果は以下の通り。
L・ラコ(スロバキア) ○-× K・クラウチュク, 2-6, 6-2, 6-3
F・マイヤー(ドイツ) ○-× T・スミチェク(アメリカ), 6-4, 6-4
V・トロイキ(セルビア) ○-× B・ベッカー(ドイツ), 6-2, 7-6 (8-6)
今大会、上位シード4選手は1回戦が免除されているため、2回戦からの登場。第1シードは先に行われた全仏オープンで史上初となる7度目の優勝を飾ったR・ナダル(スペイン)がエントリー。以下、第2シードにはR・フェデラー(スイス)、第3シードがT・ベルディフ(チェコ共和国)、第4シードにA・ドルゴポロフ(ウクライナ)と続く。
今大会の優勝賞金は11万9800ユーロ。
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