- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も！

テニスのグランドスラムである全仏オープン（フランス/パリ、クレー）は大会１４日目の９日、女子シングルス決勝が行われ、第２シードのＭ・シャラポワ（ロシア）が第２１シードのＳ・エラーニ（イタリア）に6-3, 6-2のストレートで勝利、自身初となる全仏タイトルとともに、生涯グランドスラム達成となった。

決勝に進出したことにより、最新の世界ランキングで１位に返り咲くことが決まっているシャラポワは、初めてのグランドスラム決勝進出となったエラーニに対し、試合開始から４ゲームを連取する。

第１セット第５ゲームでブレークバックに成功したエラーニだったが、その後はサービスキープを続けたシャラポワが第１セットを先取する。

第２セットのオープニングゲームでブレークに成功したシャラポワは、再三のブレークピンチを全て切り抜けると、第５ゲームで２度目のブレークに成功して４－１とリードを広げる。

２０００年のＭ・ピアース（フランス）以来となる全仏での単複２冠がかかるエラーニは、第６ゲームでブレークバックに成功する。しかし、第７ゲームでこの試合５度目のブレークに成功したシャラポワが、ゲームカウント５－２でサービスゲームを迎える。

第２セット第７ゲーム、ブレークピンチがありながらも３本目のマッチポイントでエラーニの放ったドロップショットがネットにかかると、その瞬間、シャラポワは喜びを爆発させ、コートに膝をつき、両手で顔を覆った。