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女子テニスの国別対抗戦であるフェドカップのワールドグループ1・プレーオフ、日本とベルギーの対戦(東京/有明コロシアム、ハード)は22日、リバースシングルスが行われ、第1試合で森田あゆみ(日本)がT・ヘンドラーに7-5, 6-2のストレートで勝利。前日の試合で日本はすでに2勝していたため、日本のワールドグループ1昇格が決まった。
2007年以来となるワールドグループ1復帰を目指す日本は、初日のシングルスで森田とクルム伊達公子(日本)の両エースの活躍で2勝を飾っていた。
この日はエースとして試合に登場した森田は、第1セット第2ゲームでブレークに成功して3-0とリードを奪うと、会場のファンは「ニッポン」コールで森田を盛り上げる。
しかし、第7ゲームでヘンドラーにブレークバックを許してしまうが、続く第8ゲームで再びブレークに成功した森田は、第9ゲームでセットポイントを握ったものの、ヘンドラーに再びブレークを許してしまう。
世界ランク203位のヘンドラーに追いつかれた森田だったが、第12ゲームで40-15からデュースに追いつくと、リターンエースでセットポイントを手繰り寄せ、最後はバックハンドのウィナーをダウン・ザ・ラインに決めてセットを先取。セットを取った瞬間、森田は大きなガッツポーズを見せた。
第2セットに入ると、気落ちしたヘンドラーに対し森田が勢いに乗り圧倒、最後はリターンエースを決めて日本のワールドグループ1復帰を決めた。
試合後に森田は「本当に応援ありがとうございました。皆さんとチームの応援がなければ今日の勝利はなかったと思います。初めてフェドカップに出た時はワールドグループ1でしたが、プレーオフで何度もくやしい思いをして、タフなアジアゾーンを2年経験して、こうやってワールドグループに復帰できて本当に嬉しいです。」と、ファンに感謝の言葉を述べた。
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