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男子テニスツアーのハッサン2世グランプリ(モロッコ/カサブランカ、賞金総額39万8250ユーロ、クレー)は日曜日に決勝戦を行い、第3シードのP・アンジャー(スペイン)が同胞で第7シードのA・ラモス(スペイン)を6-1, 7-6 (7-5)で下し、見事、2年連続の優勝を決めた。アンジャーは優勝賞金7万1900ユーロを獲得した。
試合後、アンジャーは「とてもうれしいです。大変特別な優勝です。2年連続優勝ができるなんで思ってもいませんでした。雨による中断が3度もあって大変でした。」と話した。
アンジャーは手にした4本のブレークポイントすべてをものにし、またリターンの際には47%の確率でポイントを決め、1時間46分で試合に終止符を打った。これで両者の対戦成績はアンジャーの3勝0敗となった。アンジャーはラモス相手にこれまで1セットも落としていない。
アンジャーは「試合開始当初はやや緊張気味でした。しかし第1セットではとてもいいプレーができました。第2セットはどっちに転がってもおかしくない試合展開でした。最後まで冷静さを保つのは簡単ではありませんでした。」と振り返っていた。
26歳のアンジャーはこれで決勝戦での戦績を2勝3敗とした。決勝進出はすべてクレーの大会でのこと。また今大会での戦績は9勝0敗となり、戦った20セットのうち18セットを奪っている。
一方、敗れたラモスはATPツアーでキャリア初の決勝進出だったが、第2セットでの健闘むなしく敗れ去った。これでラモスの今季の戦績は14勝10敗となった。
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