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ソニーエリクソンオープン(マスターズ1000・マイアミ)男子決勝で、ノバク・ジョコビッチ(ATPランキング1位、セルビア)が、アンディ・マリー(4位、イギリス)を6-1、7-6(4)で下して、マイアミで2連覇を飾ると共に、通算3回目(07、11、12年)の優勝を達成した。
ジョコビッチとマリーのライバル対決は、過去ジョコビッチの7勝5敗だが、一番最近対戦であるドバイ大会ではマリーがストレートで勝っている。
第1セットは、第3ゲームまでお互いキープが続く静かな立ち上がりだったが、第4ゲームで、マリーが40-0としながらも、5回のデュースの末サービスブレークを許した。マリーは、第5ゲームで1回ブレークポイントを握るものの取り切れず、ジョコビッチがキープ。さらに、第6ゲームでは、40-30から再びブレークを許し、ツーブレークでジョコビッチがセットを先取した。
「いつも自分が得意としているリターンが、今日はうまくできなかった」というマリーだったが、第2セットは立て直し、お互いの実力が拮抗する中、サーブを全部キープしてタイブレークへ突入した。タイブレークでは、ジョコビッチが、世界ナンバーワンらしい底力を発揮して、サービスエースやストロークウィナーを決めて7-4で取り、見事3回目の優勝を果たした。
「1セットも失わないで、優勝できるなんて、素晴らしいことだよね。準々決勝からはいずれもトッププレーヤー3人を倒したんだから、本当に嬉しい」
ジョコビッチは、今季2勝目で、ツアー通算30勝目となった。また、今回のマイアミ優勝で、マスターズ1000のタイトル数は、11個目となり、ピート・サンプラスと並んだ(史上4位タイ)。
4月からは、ワールドツアーの舞台はヨーロッパに移り、クレーシーズンが始まるが、マイアミで優勝したジョコビッチは、さらなる活躍が期待される。
「クレーシーズンに向けて、弾みをつけることができます。モンテカルロ(マスターズ1000)大会に、自信を持って臨めます」
クレーシーズンの締めくくりであるローランギャロスで、もしジョコビッチが初優勝すれば、キャリアグランドスラム達成となる。現在、ナンバーワンを独走するジョコビッチが、新たなグランドスラマーになる可能性は大いにある。
(文・写真/神 仁司)
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