HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
男子テニスツアーのマスターズ大会であるソニー・エリクソン・オープン男子(アメリカ/マイアミ、賞金総額397万3050ドル、ハード)は28日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードのR・ナダル(スペイン)が第6シードのJW・ツォンガ(フランス)を6-2, 5-7, 6-4のフルセットで下し、準決勝進出を決めた。
第1セット、第1ゲームでいきなりツォンガのサービスゲームをブレークしたナダルは、第5ゲームもブレークに成功し、第1セットを先取する。
第2セット、第5ゲームでツォンガはサービスゲームを落としてしまう。ゲームカウント4-5でナダルのサービング・フォー・ザ・マッチと、追い込まれたツォンガがここから反撃を開始。強力なストロークで15-40と2本のブレークチャンスを掴み、このゲームをブレークすると、その後も2ゲームを連取し、勝負の行方はファイナルセットへ。
ファイナルセットはお互いにサービスキープを続けたが、第9ゲームでナダルがブレーク、ゲームカウント5-4とリードを奪う。しかし、この試合2度目のサービング・フォー・ザ・マッチを迎えるナダルだが、攻めの姿勢を崩さないツォンガのネットプレーなどが決まり、2度のブレークチャンスを与えてしまう。
だが、ここでハプニングが起きる。ブレークポイントでナダルが放ったセカンドサーブをフォアハンドで回り込み、叩き込もうとしたツォンガのストリングスが切れてしまい打ったボールはアウト。これに助けられたナダルがマッチポイントを掴み、最後はツォンガのフォアハンドがネットにかかりゲームセット。2時間49分の接戦を制したナダルがベスト4入りを決めた。
ナダルは準決勝で第4シードのA・マレー(英国)と対戦する。ナダルとマレーの対戦は昨年の楽天ジャパン・オープン決勝以来となり、その時はマレーがフルセットの逆転で勝利していた。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.