HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップのワールドグループ1回戦、日本とクロアチアの対戦は12日、兵庫県三木市のブルボン・ビーンズドームでリバース・シングルス2試合を行い、日本は第2試合で添田豪(日本)がI・カルロビッチ(クロアチア)に6-7 (4-7), 1-6, 4-6のストレートで敗れ、準々決勝はならなかった。
前日までの3試合で1勝2敗としていた日本は、この日の第1試合で錦織圭(日本)がI・ドディグ(クロアチア)をストレートで下し、2勝2敗のタイとしており、最後の対戦に勝利した方が4月に行われるアルゼンチンとの準々決勝に進出することとなった。
初日、2日目に続き会場を埋め尽くした日本サポーターに見守られるなか最後の試合に臨んだ添田は、初日に錦織を破っているカルロビッチ相手に序盤こそ拮抗したが、第1セットをタイブレークの末に奪われてしまう。
第2セットに入ると、1-1からカルロビッチが一気に5ゲームだ連取して2セットアップとリードを広げる。対する添田は何とか突破口を見つけようとするが、208cmから打ち下ろされるサーブの前にブレークポイントを迎えることすらできなかった。
第3セット第2ゲームでもカルロビッチにブレークを許し、劣勢に追い込まれた添田であったが、その後は何とかリズムを取り戻してサービスキープを続ける。
そして迎えた第3セット第10ゲーム、カルロビッチのサービング・フォー・ザ・マッチとなったこのゲームで、添田は会場からの添田コールで後押しを受けるが、最後はサービスエースを3本連続で決めたカルロビッチが添田を振り切った。
シングルス2勝、ダブルスでもI・ドディグとのペアで勝利するなど、大車輪の活躍でクロアチアを牽引したカルロビッチは、シングルス2試合を通じて1本もブレークピンチに直面することはなく、日本チームに大きな壁として立ちはだかった。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.