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女子テニスの国別対抗戦であるフェドカップのワールドグループ1回戦、チェコ共和国とドイツの対戦(ドイツ/シュトゥットガルド、ハード)は5日、リバース・シングルス2試合とダブルス1試合が行われ、初日の試合で2連勝していたチェコがこの日の第1試合に勝利、ベスト4進出を決めた。
両国のエース対決となったリバース・シングルス第1試合、ディフェンディング・チャンピオンであるチェコのエース、世界ランク2位のP・クヴィトバ(チェコ共和国)は同14位のS・リシキ(ドイツ)に6-7 (2-7), 6-4, 6-1の逆転で勝利、この瞬間、チェコの準決勝進出が確定となった。
第1セットはホームの観客の後押しを受けたリシキがクヴィトバを押し込み、タイブレークでも昨年のウィンブルドン女王であるクヴィトバを圧倒、セットを先取する。
第2セットに入るとクヴィトバが、最後の最後でブレークに成功、そのままセットオールに追いつくと、第3セットでは序盤からリードを奪い、2時間10分で試合終了となった。
勝利の後は、チームメイトとハイタッチを交わし、コート上で抱き合い喜びを分かち合ったクヴィトバは、我慢こそが勝利の秘訣だったとしている。
「試合の序盤はリターンに問題がありました。何をすべきか気づくのに時間がかかりました。第2セットの中盤くらいで気がつき、彼女のサーブを返せるようになりました。彼女はとても良いプレーをしていましたし、これで3勝目となって嬉しいです。」
その一方、シングルスで2連敗を喫してしまったリシキは「ペトラは重要なポイントで良いプレーをしていました。とても競った試合でしたし、昨日よりも良いプレーだったことには満足しています。」と、前日からの違いを強調していた。
続く第2試合は消化試合となったが、A・クルベールがL・フラデカ(チェコ共和国)に6-4, 6-4のストレートで勝利、ホスト国としての対面を守った。
最後の試合となったダブルスは、I・ベネソバ(チェコ共和国)/B・ザーロバ・ストリツォバ組がJ・ジョルジュ/A・グローネフェルド(ドイツ)組に6-3, 7-6 (7-4)のストレートで勝利している。
大会連覇を目指すチェコは、4月に行われる準決勝でイタリアと対戦する。
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