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女子テニスの国別対抗戦であるフェドカップのワールドグループ1回戦、イタリアとウクライナの対戦(イタリア/ビエッラ、クレー)は4日、シングルス2試合を行い、1勝1敗のタイで初日を終えた。
オープニングマッチではS・エラーニ(イタリア)がK・ボンダレンコ(ウクライナ)に6-2, 6-3のストレートで勝利してイタリアが1勝目を挙げたが、続く第2試合ではT・ツレンコがイタリアのエースであるF・スキアボーネ(イタリア)に6-1, 6-2で勝利する波乱となり、1勝1敗となった。
母国イタリアに1勝目をもたらしたエラーニは「フェドカップの開幕戦は簡単ではありませんが、良い試合でした。彼女の強打は本当にハードでした。フェドカップは1年で最高の舞台です。」と、勝利の喜びを語っている。
エラーニは1月に行われた全豪オープンではP・クヴィトバ(チェコ共和国)に準々決勝で敗れたものの、ダブルスではR・ビンチ(イタリア)とのペアで決勝に進出していた。
イタリアは今大会で2006年、2009年、そして2010年でタイトルを獲得していた。しかし昨年はスキアボーネとエラーニを欠いた布陣で準決勝に臨み、ロシアに0勝5敗で敗れていた。
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